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シリーズ 「自己PRのやり方・書き方論」 5

自己PRの考え方・やり方・書き方
2006-05-13

外見や第一印象だって、立派で重要な自己PR。そういう類の自己PRで損をしているタイプの人は、案外いるものです。でも、これはちょっと意識することで修正が可能です。

 僕の経験上、外見や印象で損をしている学生の具体例というのは、「続・第一印象について」  という記事の中で書きました。要はこういった要素に該当しなければいいということになるのですが、そのうち、

   ①スーツがヨレヨレ(シャツが汚れている)
   ②髪型が寝癖のままで手入れをしていない

 なんていう見た目に関する事項。これは意外といます。しかしこういう物理的な事項は、もし該当する方がいれば今この瞬間にでも修正できるはず。でも、

   ③声がボソボソしてて小さい
   ④常に下を向いている 
   ⑤笑顔が少なく、顔の表情に変化がない   
   ⑥これでもかというくらい体育会系のノリで何でも大声
   ⑦必要以上に動作がデカイ、もしくはワザとらしい

 なんていう要素。特に③④⑤の3つの要素は意外と修正しにくいんです。本人のクセに絡んでくる場合があるからです。⑥と⑦の2つは当の本人がおかしいことに気づけば、修正は比較的簡単ですけど。

 しかし悲しいことに、面接の際の外見・印象という自己PRで、もっとも致命傷になるのが修正しにくい③④⑤なんです。

 人を判断するとか、見極めるとかっていう行為は、面接官の専売特許ではなく、人間ならば誰しも普通にやる行為です。面接官はそれをたまたま仕事にしているだけです。

 一般に人が人を判断したり見極めたりする時にどのようにするかと言えば、見た目の印象としゃべっている内容がブレていないかどうかのすり合わせです。僕の乏しい語彙で言うと、そういう表現になります。もっといい表現があれば教えてください。パクるから(笑)。

 もちろん、しばらく付き合っていくうちに、「お前、最初に会った時には軽いヤツだと思ってたのに、実際にはアクが強いよなあ」なんて色んな発見というものはあります。それは人間だから当たり前の話。日々成長もしてるしね。

 でも、「最初に会った時」になぜ、軽いヤツだと思ったのか?というと、それは、「最初に会った時」に、見た目の印象としゃべっている内容がブレていないかどうかのすり合わせを行った結果、そう思ったからです。

 彼氏がほしくて合コンに参加したとしましょう。自分は積極的にオトコを捕まえようとしてる状態。相手のオトコのいいところを積極的に見出そうとしている状態です。だから相手の言動に多少のヘマや疑念があっても、好意的に見てあげようという気持ちが働くはず。でも、いくら相手のオトコのことを好意的に見ようと思っても、上記の③④⑤の3つの要素に該当するオトコだったら、相手のことが掴めないでしょ?そういった消極的な姿勢を相手のオトコが見せていたら、いくらこちらが、積極的に話しかけて好意的に解釈してあげようと思っても、相手が胸襟を開いて話してくれなければ、合コンという限られた時間の中で相手を理解するのは厳しいですね。よくて先延ばしです。つまり次回会った時にもう一回見定めるかな?っていうこと。これは面接で言うと、集団面接や一次面接における面接官と一緒です。

 初対面の場合、相手の人物像が見えないほど不安になる要素はありません。

 面接官は、学生のことを好意的に見ようとしています。決して粗探しをしている訳ではありません。未来の戦力である学生の粗を探しても、会社にとって何のメリットもないから。学生のいいところだけを見出そうとする作業。新卒採用とはそういうものです。

 以上までの見解をまとめてみます。自己PRについて、面接が始まった最初数分の時間帯における自己PRとは、

   1.自己PRには、【キーワード+エピソード型】と【外見+第一印象】型がある。
   2.面接官にとって、開始当初は【外見+第一印象】型の比重が高い
   3.学生の判断や見極めは、2つの自己PRのすり合わせ作業

 ですね。3をもう少し細かく言うと、【外見+第一印象】型に、【キーワード+エピソード型】をすり合わせていくという作業です。

 そんな重要な【外見+第一印象】型の自己PRで、誰もがちょっと頑張って意識すればできる方法って知ってますか?それは、去年の6月にも書いたのですが、

   1.回答するときは、まず結論を先に言うこと!
   2.ハッタリでもいいから、語尾はキチンと言い切ること!

 なんです。これで確実に好感度はアップしますよ。これを、合コン必勝の法則といいます(笑)。

 面接で学生が消極的な姿勢を見せてしまうと、面接官は判断に苦しみます。すり合わせが困難になるから。ましてや面接というのは、合コンより時間が短いし、お酒も入っていない。相当なハンデですよね?ただし、緊張するのは構わない。消極的と緊張とはまったくの別物。この辺は別途説明します。

 【外見+第一印象】も立派な自己PR。これはぜひとも覚えておいてください。

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