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理想の会社像。

理想の会社論
2006-07-05

理想の会社論

ちょっとシリーズ中休み。


僕が新卒で入社した会社は、飲料食品を中心とした食品のメーカーでした。

 メーカーとは言っても飲料に関してはボトラーではなく、下請けの会社さんに製造委託しており、その会社は全国に営業拠点を構えて売りさばく、典型的な営業会社でした。だからメーカーとは言っても、実際に生産本部や研究施設に所属する従業員は、全体から見ると少数派。ほとんどの従業員は営業部門に属し、全国の拠点に配属されて、トラックを運転して取引先・販売先をルートセールスして周る、というスタイルです。その数、数千人。

 余談ですが、食品や消費財のようなメーカーって、なんかモノ造りをしているイメージが強く、しかもテレビCMや媒体の広告等の影響からか、企業研究をする学生の多くは、メーカー = 商品企画やマーケティングができる会社 と勘違いしてしまいます。でも実際には入社1年目には営業部門に配属される人がほとんど。営業を想定していない学生にとっては、ここに理想と現実のギャップを感じる人が多いです。

 これは職種研究に繋がることでしょうが、どんな業界を希望しても構わないけど、職種についてはまずは営業とはどんなものか?ということをメインに行った方がいいと思います。営業は全ての職種に通じるからです。

 この辺りは、いずれ職種研究のシリーズでもやった時詳しく書こうかな?

 話を戻しますが、僕はその食品メーカー会社でも新卒で管理部門に配属になりました。僕はかなり生意気だったんで(今でもですが・・・)、営業には行きたくない!管理部門がいい!!・・・と当時の人事部長に迫り、本社勤務にしてもらいました。今思えば非常にラッキーだし、人事部長の器の大きさに脱帽です。
・・・って書いておかないと、今その会社に勤めている人で、このブログ読んでいる人がいるからなあ。

 僕は配属になったのは総務部。圧倒的にオトコが多い会社の中で、当時の総務部は女性が多い部署でした。受付担当も当時は総務管轄。だから余計に華やかです。

 ちなみに僕は、子供のころも親戚子供が女ばかりだったり、学生時代のバイトも美容部員が多い部署にいて、結構周りに女の人がたくさんいるという機会が多く、あまり抵抗感もありません。ただモテたことはないけど。

 ところでその会社は、女性が朝の午前9時と午後3時に部署の人にお茶を入れるという風習がありました。全ての部署がそうではなかったし、今では恐らく廃止になってるんだろうけど、でも少なくとも僕がいた総務部はその風習がありました。

 また電話応対や郵便物仕分け、庶務雑務系の業務を女性が受け持つことが何かと多い会社で、これに不満を持っている女性も少なくありませんでした。

 しかも結構そういう仕事って、時間を食うんですよね。一日に締める割合って一定量があるのに、上司はその辺の業務を仕事と思っていないから、認めてくれない・・・会社のOL仕事では比較的よくある話ですが、その会社もその傾向が大いにあり、部署の風通しは、必ずしもよくありませんでした。

 僕は一年浪人して、大学院まで進学して入社したため、26歳の年に入社したという事情もあってか、総務部に在籍している女性は、社歴は先輩だけど年下という子が多く、本音でタメ語の愚痴トークができる位置にいました。ちなみに今でも学生とはタメ語で話すことも全然平気。その方が色々判っていいしね。

 上にも書きましたが、僕は女性に囲まれて過ごす環境が多かったこともあり、お茶くみとか電話、庶務雑務も、男がやることも何の疑問のなかったし、むしろ何で女性ばかりが時間を犠牲にする必要があるのか?って単純に疑問でした。だからその件では、別に女性に媚を売るとかっていうことではなく、おかしいと思ったから部署の上の立場の人たちに、おかしいんじゃないか?って噛み付いていました。僕は当たり前の主張をしたつもりでしたが、上には理解されませんでした。特に直属の上司とは、最後までウマが合いませんでしたね。

 男女雇用機会均等とか、男女平等とかって言われて久しく、表向きの世間の認知もされつつありますが、でも実態的にまだまだ「男尊女卑」の風潮がある場面ってあります。一番屋厄介なのは、その場面を作り出すオトコの側がそれに気づいていないということ。これが一番コワイんですけど。

 僕が縁あって一緒に仕事する人たちは、色んな属性の人がいました。正社員はもちろん、派遣、パート、バイト、業務委託等々。性別以外でもこの属性も曲者になる可能性があるのですが、少なくとも僕は、やりたいと思う人には教えながらやってもらうというスタイルを取ります。男女も一切関係ない。その方が仕事してて楽しいしね。

 これからもこのポリシーは守っていきたいと思っています。さらに最初の会社でおかしいと感じた、あの風潮を反面教師に、是非とも「女尊男卑」の会社をいつか作りたいなあと思います。女性が自分なりのゴールを目指して、楽しく仕事ができる会社。キラキラ輝く魅力的な女性が前面に出る会社です。僕のようなオトコもいますが、全て裏方です。

 これが当面の目標。僕の理想とする会社像ですね。

 だれか一緒にやりましょう。

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