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シリーズ 「就活のハザマ」 14

就活悩み(内定後)
2006-12-16

就活悩み(内定後)

 ということで、ツラツラと書いてきましたが、来年4月の入社を控えている学生が、今一番考えなくてはならないことは、「働く動機」です。これは難しく考えた時点でアウト。その時点で既に「働く動機」になってはいないからね。
 「働く動機」は、楽しくワクワク感を持って考えないとダメ。全ては自分の中の世界の話なので、誰にも迷惑はかけません。だからこそ大いに楽しく考えてください。それは本音だから。
 卒業まであと3ヶ月あまり。この時期の学生が社会人になるまでに考えなければならないことっていうのはそれだけです。
 まだ社会に出て働いたことがないのに、社会に出た後のことをアレコレ悩むのは非常にナンセンスです。「この会社でよかったんだろうか・・・?」なんていう悩みもあり得ない話。どんな会社のどんな仕事であれ、仕事を大局的に視る意識があれば、絶対に将来に活きることになるので。スキルしかり、人脈しかりです。
 ただし、入社前に実施される入社前研修。これは原則として絶対に参加してください。会社によって入社前研修のカリキュラムは違うでしょう。オリエンテーションのカタチで親睦会にする会社もあれば、ペーパー研修のカタチでレポート書かせる会社もあります。ベンチャー企業であればインターンのカタチで既に営業の現場を飛び回っている学生もいるでしょう。接客販売であれば、アルバイトしなさいと言われるかもしれません。
 これらは、全て何かのカタチで自分の心に残ります。学生時代に、社会人の真似事をしておくと、それは確実に成長因子になります。
 入社前に行う研修というのは、会社サイドから視ると色々なポイントがあります。内定学生にはあまり言いたくないような、企業都合の事項もあります(聞きたい方は個別にメッセージ下さい)。でも、この時期少しでも、「来年、私はこの会社で社会人としての第一歩を踏むんだ」みたいな気持ちを抱いてほしいからという事項もあり、これがかなりのシェアを占めるかな?
 一般に、入社前研修で社会人としての心構えと素養を完璧に身につけてほしい!と考えている会社なんてありません。研修というのはキッカケに過ぎないし、学生の身分の人間に、いくら社会人の話をしても、それは右から左へ抜けるだけ。だって、学生時代にまだまだやることたくさんあるでしょ?クリスマスもこれからだし、卒業旅行も行かないといけないし・・・なんてねえ。4月以降の話がアタマに入るはずがない。
 これは会社サイドだって百も承知。でも入社前の研修を全くやらない方がデメリットが多いことを知っているので、ほとんどの企業でやる訳です。
 ちなみに僕が新卒で入社した会社は、営業拠点での1週間の現場研修でした。その会社はルートセールスの会社で、朝から晩まで毎日トラックに乗って、小売店や量販店、あとは自動販売機を回ってドリンクを補充するという仕事。僕は当時、大学院生で広島にいたので、入社前研修も地方拠点でした。
 僕はその会社に入社後、結果的に本社勤務になり、一度も営業にはならなかったんで、入社前研修が直接仕事に活きたか?というとそれは活きませんでした。営業と管理では役割が違うんでね。
 でもどうやって商品を扱って、どのように売っているのか?が体感できたのはプラスでした。特にその当時、僕をトラックの助手席に乗せてくれた先輩社員とは、入社後も交流が持てたし、数年後にその中の一人が支店長クラスになって、本社に来た際、再会した時は本当に嬉しかったですしね。
 あれから10年以上。今では転職してしまった僕が、その当時の会社の入社前研修のことを今でも覚えているということは、それなりにインパクトがあったんでしょう。だから今まさに、入社前研修をやっている学生の皆さんだって、きっとそうなるに違いないと思いますよ。
 さて、ここまでに内定ブルーになる必要なんてない、というスタンスで展開してきましたが、それでも悩むという学生の方に、一つ打開策を教えましょう。それは、この記事の上のほうに書いた、『仕事を大局的に視る意識』に近づける手段にもなり得ます。
 つづく。

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