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シリーズ番外編 「常識を打破する」 ②

番外編
2007-07-30

番外編

 僕がこのブログを書き始めてから、これまで多くの学生の悩み相談を受けてきました。ネットの持つ特性もあり、地方の学生ともよく話をします。そんな地方の学生と話をするといつも思うのですが、地方には間違った常識が結構はびこり、定着してしまっていることが多々あります。あと情報の絶対量の不足という点もある。僕は出身が島根県ということと、学生時代を東京と広島の両方で過ごした経験があるので、これが実感として判ります。
間違った常識と言うのは、実は都会でも地方でもありがちな話で、例えば今回のインターンに関しても、
「就活が本格化するまでに、どこかの企業のインターンに参加しないと就活に失敗する」
なんてすさまじい“常識”もあれば、他にも、
「夏休みには、何かこれまでとは違う経験をしないと面接がうまくいかない」
「アルバイトを控えないと就活が乗り切れない」
「資格やTOEICを取っておかないと自己PRのネタにならない」
「就活が始まる前にマニュアル本を読んでおかないとヤバイ」
などなど、多岐に渡ります。
 こういう情報はハッキリ言って正しくないです。就活をするにあたって、インターンをしたり資格を取ったりすることが登竜門になることは絶対にありません。先輩なんかがアドバイスで、そういう話をしたとしても、あくまでそれは先輩の話だし、マニュアル本にそう書いてあっても、それは自分に当てはまるかどうかは判りません。
 こういった情報から構築される“常識”は、実は都会より地方の学生の方が払拭しにくいことがあります。それはそういった常識を覆すような別の情報がなかなか入ってこないからです。臨場感がないというかね。大手企業が身近にあって、見ようと思えば電車を使って行けばいつでも見られるという都会の学生と、なかなか見ることができない地方の学生では、臨場感が違って当然。
 将来的には、こういう地方の学生や若手に的確な情報を与えて、キラキラ輝く大人になってもらうような事業をしようとも考えていますが、その話は別の機会に詳しく書きます。
 とにかく、これから就活を行う学生は、意味ない情報や作られた常識に惑わされず、自分の思うとおりに進んでください。基本は好奇心と向上心。このアンテナを張っておけば、義務感でインターンに参加するより、友達と遊んでる方がよっぽど有意義なので。
 就活は自己分析をやって、自己PRを固めさえすれば、何とかなります。自己分析は、今の自分自身の価値観の把握。これは過去から積み重なったもの。価値観というのは、インターンに参加することや資格の勉強以外でも育まれます。これまでの生き方は、偏差値的な物差しが根底にあるので、テストでいい点を取ることが優秀という基本ラインがありました。テストでいい点を取るためには、前日までにテスト勉強をしなくてはなりません。テスト勉強をしない人は、総じて成績も悪い。この結果、優秀ではないというレッテルが貼られる。
 でも、これからの生き方は物差しはたくさんあります。自分の生き方をカラフルにするために勉強をしたり、知識を得たり、資格の勉強をすることは、その時点で好奇心と向上心の賜物。ここに義務感がありませんよね。義務感が発生した時点で、そんなものは止めればいいだけの話。決して難しくない。
 社会人になれば、お給料をもらう以上、やりたくない仕事でも義務感と責任感でこなしていかなければいけないことって多々ありますが、今は学生時代を生きています。特に就活を行うときは、義務感だけは出来るだけ排除してほしいなって思いますね。
その方が視野も拡がるし、自分の素に自信を持てるようになり、結果的に自己分析が楽しくなるからね。

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