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シリーズ番外編 「人との接点」 ②

番外編
2015-12-15

番外編

学生時代の体験で、社会に出ても立派に通用するもの・・・それは、


   人と折衝した経験」
   間に入って調整をした経験」


です。この2つは、今後の社会人として生きていく上で非常に大切なファクターです。




 リーダー的な立場になって物事を進めようとしたり、頭にグッドアイデアが浮かんだりした際、その方向性がどんなに正しかったとしても、またそのアイデアがどんなに画期的だったとしても、それらをうまく進めていくためには、スタンドプレイでは絶対にできません。常に周りの人の意見やスタンス、役回りなどを尊重しつつ理解した上で、進めていく必要があります。


 リーダーやキャプテンとして、あるいは、アルバイトで上の立場として頑張りました!的な自己PRは、面接官はあまり興味を持ちません。それは普通に生活していれば、誰にでも容易に起こり得るものだからです。


 上の立場で切り盛りしていく際に、もっとも大事なことは、グループやチーム内の人たちと、いかに折衝をしたか?あるいは意見の調整をしたか?ということです。そこには大変な苦労があるはずです。またその折衝の仕方や調整の仕方に、自分の価値観が出てくるものです。


 社会人として将来、仕事をしていくうえでも、どんな仕事であっても、人との交わりは避けては通れません。「自己分析のやり方論18」 でも触れましたが、自分の仕事をキチンと行うためには、周りの連携と調整、根回しが必要なことばかりです。


 リーダーやキャプテン、上の立場としてもっとも神経を使い、もっとも時間を使わないといけないのが、この折衝や調整です。リーダーの資質は、いかに相手に納得してもらえるか?を考えて、泥臭い仕事に時間を費やせるか?に係っています。ここをないがしろにして、ただただ自分の忙しさを理由に、相手とじっくり話をせずに、物事を推し進めようとしても、それは絶対にムリ。自分に見えているものが相手にも見えているとは限らないから。


 本番を成功させるためには、この折衝や調整にできるだけ時間をかけることが必要条件ですね。


 若いうちは、なんで自分はこんなに頑張ってるのに、みんな判ってくれないんだろう?とかって悩むことって多々あると思います。これには色々な要素があります。もちろん相手の理解力不足で、物事がうまく進まないという要素もあるとは思います。


 でも、今後の自分の将来に活かすためには、自分の何がいけなかったんだろう・・・?っていう風に考えてほしいと思います。若いし経験不足なんだから、物事がうまくいかなくて当然。でも自分なりに折衝や調整はしているはずです。


 それでも物事がうまく進まなかったとしたら、それは折衝や調整不足だったんだ、とまずは考えてみましょう。この中には自分の想いを伝えきれていないとか、説明不足、状況説明不足ということも含まれます。


 勘違いがないように、念のため書きますが、物事がうまく進まない理由が、全て自分にあると考えましょう、と言ってる訳ではありませんよ。そんな訳は絶対にないしね。そこには色んな要素が絡んでいるはずです。でも、そういう経験を自分の将来に繋げるためには、まずは自分を軸に振り返ってみるということが重要なんです。


 よく面接で、挫折体験を聞かれることがあります。挫折なんてしたことないよ!っていう人もいるでしょうが、折衝不足、調整不足で、自分なりに良かれと思ったことがうまく進まなかった場合や、自分のグッドアイデアが浸透しなかった場合も、立派な(?)挫折です。


 なんで挫折してしまったんだろう?それは自分がどういう折衝や調整をしてきたのか?という点を振り返ると、解決の道筋がつくことがあります。面接官が知りたいのはそういうことです。だって、仕事は日々、人との折衝、人の間に入って調整することの連続なんだからね。目の前の学生が、どんなリーダーをやったか?キャプテンをやったか?バイトで仕切ったか?はあまり興味がなく、ただただ、人との接し方がどうだったか?という点を注視しているということを意識しておいてください。


 人との接点・・・それこそ学生時代に培った貴重な宝です。失敗や挫折を恐れず、どんどん人にぶつかっていってほしいと思います。その経験が濃い人ほど、将来輝ける可能性が高くなるからね。


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