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正しい「熱意」とは? その4

面接
2014-12-03

学生が発するアツさ・・・べつにお仕着せの入社意欲を述べよといっているのではなく、大学を卒業したら働いて、仕事をしたいんだ!という、至って普通な想いです。しかし、ここで意識しておいてほしいのは、大学を卒業したら自然の流れから言って働くのが当然、だから就活してるんだ、という常識を一旦捨ててほしいということなんです。

 大学を卒業したら働く・・・これは現実の視点で考えたら当たり前のことなんですけど、「自然の流れ」という常識路線で社会人になるんだ、と捉えていると、ガツガツしたアツさや自分の将来に挑戦する姿勢は絶対に出てきません。

 そうなると、せっかく将来の可能性があって、その可能性の器はこれからどんどん広がっていくのに、自分で器を狭めていることになります。常識路線で働くということを考えることは、誤解を承知で書きますが、40後半のサラリーマンのオヤジと一緒の姿いうことになります。

 40後半のサラリーマンのオヤジの姿とは、妻子もいて、マイホームとマイカー、そして教育ローンを背負い、働いて生活を守るということに必死の姿です。この域に達すると、可能性の器より、現実の器から物がこぼれ落ちないように必死に守ることで精一杯。器が広がる可能性は本当に低いんです。

 ・・・念のため言っておきまが、そんな40後半のサラリーマンのオヤジのことをバカにしている訳ではないですよ。これは本当に尊敬すべき姿なんです。ここで言いたいのは、守るべきものが極端に少ない若者が、40後半のオヤジと同じようなスタンスで働くということを考えていては、その時点で将来の可能性はなくなるということが言いたんです。40後半のオヤジは、すでにアツき20代を過ごし終わって今に至っています。色々挑戦して、アツさを持って生きてきた結果が今なんだから、それはそれで素晴らしい話。でも20代前半を生きる若者がそれを真似るのは、アツさがない証拠だから。

 20代前半から中盤にかけての修行時代の模索期間というのは、必ず現実の壁にぶち当たる時期でもあります。そこで安易に逃げずに悩みつつも前に進むこと。これは自分の居場所を探していく期間でもあります。だから少々キツいことがあっても、ナニクソと踏ん張る姿勢。これがアツさに繋がります。学生がよく就活で用いる、「社会における自分の存在価値を見出す」ってヤツですね。

 福利厚生やプライベートの充実があるから、その会社で働く、というのももちろん間違いじゃありませんが、でも会社に貢献できる人物になるために、お金をもらいながら修行してさせてもらっている時期は、福利厚生やプライベートは仕事にガツガツ取り組んだ結果の産物であってほしい、と僕は思います。就業時間中は、仕事優先でガッツク優先。この姿勢がアツさだと思うんです。

 学生はこの熱意とアツさを同じものとして捉えているケースが多いですが、でも実際には違う。勘違い熱意とは、御社が第一志望で、とかってお仕着せの動機を言ったり、大げさに面接官に同意したり、オーバーアクションをしたりというヤツです。でもアツさとは根本的に異なることは・・・判りますよね?

すごく極論すれば、第一志望とかそんなのかんけーねえ!自分は働きたいんだー!っていう叫びです。小島よしおじゃありません 笑

 逆に、自分をよく見せようとか、いい子を演じようとしてもダメ。これでは自分の持つ本来のアツさは出ません。要するに、「NO,1キャバ嬢」 になってないということだから(笑)。

 じゃあどうやったら、このアツさが出るのか?それは、

「面接で開き直り、ボーっと何も考えず臨み、語尾をシッカリ言い切り、笑顔でハッタリをかますこと」

 を実行すること、これだけです。

 逆に、開き直れず、ハッタリがかませない人というのは、このアツさが感じられにくい人ということになってしまい、最終的には「イマイチ判断つきかねる人」になり、採用見送りになってしまうことが多いという訳です。

 仕事の経験と実績のない、ポテンシャルだけを頼りに採用しなければならない新卒学生にとって、「イマイチ判断つきかねる人」は、修行時代をどのように乗り越えてくれるか?がイメージしにくく、コワくて内定が出せないんですよね。特に、小さい会社は合わないと悲劇。異動もできないし。一般的な傾向値でいうと、学生に人気があり、憧れる業界になればなるほど規模の小さい会社が多いもの。そんな会社は、見た目と現実とのギャップで、辞めていく人が後を立たないという点もこれまでの経験で、痛いほど判っています。だからアツさが伝わってこない学生は怖くて採用できないんですよね。


 就活の熱意は、将来に対するガツガツしたアツさであり、それを表現するには、開き直りとハッタリ・・・これをアタマの片隅に入れて今後、前向きに進んでほしいと思います。


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