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夢の追い方 その1

番外編
2013-10-12

番外編

 ちょうど今、仕事の関係もあって高校生と接する機会があります。3月にもある高校の卒業式に参加しました。最近の高校生は外見は本当に大人顔負けです。特に女の子。謝恩会の時にパーティドレスを着ていた子なんかは18歳には見えないですね。
 でも話をしてみると、社会に反発心持ってる子もいるし、まだまだ子供です。これからドンドン色んな経験をして色んな出会いがあって、成長していくんだろうなあとしみじみ。
 ところで話をしていてちょっと気になった点があります。それは、自分の夢や目標を追い求めるために、フリーターになる!という子が意外と多いということです。または何となく就職せずにフリーターになるという子もちらほら。
 まあ、20才前後はまだまだ社会に挑戦したいお年頃。だから社会に対して反発心持つし、サラリーマンになることに抵抗を感じてしまいます。だから自由人として自分のペースで生きられる方が、なんとなくカッコよく映るんでしょう。
 実際に、フリーターとしてアルバイトしたほうが、朝早く起きて、堅苦しい格好しなくてもいいし、時間も自由に設定できる。また、手取りも何気に良かったりすることがあります。同い年のサラリーマンに比べたら収入はいいのではないかな?
 僕は学生時代に大手スーパーの衣料部門で、アルバイトをしていました。居心地が良かったのでずっと入り浸っていました。当時はフリーターなんて耳障りの良い言葉はなかったけど、当時の熱の入れようは間違いなくフリーターだったなあ、と振り返るとそう感じます。
 入り浸れば当然にしてアルバイト代も結構稼げます。今年38歳になる現在も含め、月に使えるお金としては、今までの人生の中で最高だったのではないかな(笑)?今なんて、年収がいくらになろうが、小遣い3万円だからね。
 マイペースで仕事することができること、またフリーターという言葉の響きもさることながら、この当面の収入が悪くないという点が、学校を卒業して定職に就かない子を増やしているという側面もあるのかなあ・・・と感じます。
 人生は一度きりだし、どんな夢や野望を抱いても全く構わないと思います。特に若い頃というのは、自分の可能性はいくらでもある訳だし、その可能性の実現に向けて、大風呂敷を広げて語るのも大いにアリです。でも夢や野望を実現するために、定職に就かずフリーターになるのは、ちょっと論点がずれます。残念ながら今の日本では、フリーターになると、可能性が狭まることはあっても、広がることは絶対にないんです。これは日本の社会の構造の問題なので、一人でこの構造に反発しても得るものはありません。
 まだ就職したくないから、自分の夢を広げたいからという理由で、大学に行く、大学院に行くのはOK。あとは専門にいく、留学する、これは高卒ならOK。大卒でも目標の設定によっては、まだアリです。
 20代前半は、デキる社会人になるための修行を積む時代です。ここでは辛いことや厳しいことも経験しないといけないし、世の中が自分のペースで動いてはいないことを思い知るためにも、フリーターでは意味がない。
 夢を追うのは良いことだし、若いうちから達観して老成する必要もない。大いに社会に挑戦してほしいとも思います。でも社会に挑戦することと、社会に背を向けて勝手に生きるというのは全く違う話。いかにして夢の追うか?というやり方も考える必要があります。
 つづく。

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