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アルバイトやサークルは自己PRのネタに適しているか? 後編

面接
2013-07-05

面接

 面接官のオジサンは、別に友達を探そうとしているのではなく、ビジネスパートナーにしようと思って面接に挑んでいます。ビジネスは、自分を中心に思い通りの展開にはなってくれません。特に下っ端の頃は、エライ人たちの意向に沿うように行動する必要があるし、相手がお客様だった場合には、エライ人であっても、自分中心にはなり得ない。
 このようにビジネスの場というのは、常に他人との係わり合いの中で成り立っています。一人で完結する仕事というのは通常はありません。担当業務が一人で完結することはあっても、それはあくまで歯車の一部です。
 色々な価値観が交錯する環境で、どのような立ち振る舞いを演じてきたか?を何よりもイメージしたいと考えている面接官のオジサン。しかも限られた時間の中で、世代の価値観も異なる若者に関して。
 こういった場合、自己完結型の自己PRと他人巻込型の自己PRのどちらがより効果的か?というと、確率論的には間違いなく後者のほうです。そして多くの学生の場合、後者の経験はアルバイトやサークルで培っている可能性が高い、ということ。
 学生がこういった構造の本質を理解しているかどうかは別にして、以上のような理由で学生の自己PRには、アルバイトやサークルが頻繁に登場する訳です。まあ考えてみれば、普通に学生生活を送っている人間にとっては、学校以外の経験で日常化していることって、アルバイトかサークルしかないものなんだけどね。
 だからアルバイトやサークルネタは、自信を持って使ってほしいと思います。
 ところで、自己完結型の自己PRなんですけど、これだって決して悪くないんですよ。ただ何度も言うように、30分から1時間という限られた時間の中では、自己完結型をメインに持ってくるには、面接官のオジサンに誤解されてしまう危険性が上がるんです。結局、仕事につながる素の人物像がよくイメージできなかった・・・ってことになる危険ね。
 ですので、これはサブの自己PRとして持っておいて、面接の場では、必要に応じて臨機応変に使う方が無難です。メインの自己PRはあくまでも、自分の立場が必ずしも他の人より優位なものではない場面で、自分がどういう役回りを演じたか?を表す他人巻込型を使った方が良い、と思います。
 特に学生はまだ、ビジネスの場の経験値が非常に乏しい訳です。ある程度、場馴れした社会人であれば、どういう斬り出し方をすれば、自分という人間が適切に伝わるか?ということを理解しているので、どんな自己PRをしても問題ないんですが、学生であれば、最初は杓子定規で攻めた方が、相手の面接官のオジサンも対処しやすくなります。

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