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自分の引き出しを増やすということ。その1

自分のこと
2017-06-16

自分のこと

 僕は26歳になる年、1996年春に社会に出ました。今年47歳になりますが、社会に出て20年。社会人のキャリアとしては、ようやくステージに立ったと言えるのかもしれません。      でも、そんな僕が、僕なりに仕事をしてきた今日、強く思うのは、仕事が楽しいと感じるようになるためには、修行時代、つまり新社会人時代から数年間の時期にアンテナを張って、自分の中に引き出しをつくることが必要だなあ、ということです。        引き出しは、価値観の多様性ともいえるかもしれません。学校と違って、社会には色んな評価の仕方があるということや、ゴールは一つではなく、たくさんあるんだということや、ゴールにたどり着くための道は、決して一つではない、なんていうことですね。        仕事も人生も、進み方はたった一つの道しかない訳じゃなく、どの道を選んでも、人の道を踏み外す以外の道ならば全て正解・・・これは、文字で書けば当たり前だと思うかもしれないけど、これを実践することは非常に難しいことなんですよね。        なんで実践が難しいかというと、若い時期の感性で人生の成功を考えた時に、どうしてもエリート意識が先立つからです。そりゃあ、本や雑誌なんか読んでると、いろんな人の成功秘話みたいなネタが書いてあって、それはそれでスゴイなあとは思うけど、でもそれってやっぱりレアケース。人生勝ち組になるには、高校までは一生懸命勉強して、少しでもイイ大学に入り、少しでもイイ会社に入って、そこで出世していくことが必要・・・と、これまでの学校教育の中で、何となく刷り込まれているからですね。        世間の“常識”は、こういったエリート的発想が正論であるかのように思われていますが、これは裏を返せば、そういう発想を社会が容認しているからです。僕は、エリート的発想はある意味で正しい発想だと思っています。        イイ会社には 「自分力」 (←リンク)の高い人や経済力のある人がたくさんいます。そういう環境に身を置いて、自分自身も自分力を高めていくことが、人生の成功につながる可能性が高いことは確かです。        でも人生や仕事を楽しくするっていう目的で考えたら、これだけでは不十分なんですよね。少なくとも僕はそう思います。ここまで書いたことって、僕自身の今までの生き方そのものだから、断言できますね。        僕の出身大学は、東京農工大学の農学部。まあ上には上があるけど、そこそこの偏差値の国立大です。その後大学院にも行かせてもらいましたが、学生時代は、自分的にはかなり鼻っ柱が高く、自信満々でした。今思えばこれといった理由なんてないのにね。若いっていうのは、存在そのものがパワーです。        そして新卒の就活で、大手の飲料食品メーカーに内定をもらいましたが、他は全滅。大手に受かったんだからいいじゃん!って思うかもしれませんが、それもたまたまです。たまたまなんだけど、でも、俺はやっぱりすごい!って調子に乗ってしまった(笑)。        その飲料食品メーカーでは、本社勤務になりました。その会社は全国にたくさんの営業拠点を持つ、典型的な営業会社だったんだけど、本社の雰囲気は役所みたいな感じで閉鎖的。しかし当然ながら僕としては、その会社しか知らない訳で、そういう役所のような閉鎖的な環境が僕の判断基準の全世界でした。       つづく。
   

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