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自分の引き出しを増やすということ。その2

自分のこと
2017-06-17

自分のこと

 その飲料食品メーカーは、株式を上場していたので、組織の固まり具合は、ある程度シッカリしてました。もちろん企業は成長しているので、組織の完成はあり得ないんだけど、でも一定レベルの段階までは出来上がっていました。
 そういう組織の中では、いかに早く出世して、平社員より主任、主任より係長、そして課長、部長・・・と偉くなっていくか?が人生の幸せへの架け橋となっており、そうすると、いかに上司に言われたことに対して、文句を言わずに忠実にこなすか?が出世への登竜門になってきます。表向きは、業務改善していかないと!って言ってるんだけど、改善提案を出すと、上司にはあまりいい顔をされない。だって場合によっては、自分たちがやってきた仕事内容を否定することにもつながるからです。
 そのメーカーの本社の空気は、基本、イエスマンの方が出世していくパターンが多かったです。僕はどっちかと言うと意見を言って上司とかとぶつかる方だったので、その会社の出世コースからは外れてしまったけど。それはそれで今思えば良かったなあと思いますけどね。だって転職する踏ん切りがついたしね。
 そのメーカーに在職していたのは、30歳までの丸6年間でした。だから、僕の20代は、できるだけ偏差値の高い大学に入り、できるだけ大手企業に勤め、そこの中枢に身を置き、いかにその会社で出世して偉くなっていくか?という価値観に染まった、視野の狭い人間でした。自分の大学よりも偏差値の高い大学はたくさんあるし、もっと大きな企業はたくさんあるんだけど、でも僕が歩んでいるコースは、絶対にエリートコースだと信じていましたね。
 今にして思うと、周りのことを絶えず気にして仕事をして、その会社内でしか通用しない人脈作りや、ノウハウ習得に躍起になっている典型的な会社人間でした。修行時代には、こういう環境で自分を鍛えていくのは大正解なんだけど、その世界に染まってしまうのは大問題だと思います。まあでも、僕のブログを読んでくださっている方は、ほとんどが修行時代を迎えようとしているか、修行時代に漬かっている方のはずなので、詳しくは触れませんけどね。
 僕の場合、典型的な会社人間だったなあ・・・ということに気付いたのは、その会社を辞めてからです。中にいると中の世界観に洗脳されてしまうので、判らないんですね。
 僕は31歳になる時に転職しました。転職先はブライダル系の中堅企業でした。業務内容は、総務とか人事の仕事だったので、前職と変わらなかったんだけど、でも業界は全く違う世界。飲料食品メーカーは体質が硬く、地味でしたが、ブライダル企業は本当に華やかでオーラがある。僕の中での感覚は雲泥の差でしたね。
・・・意外と長くなったなあ。次回につづく。

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