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シリーズ 「会社を辞めたくなった時に考えること」 12

辞めたくなった時
2008-09-08

辞めたくなった時

 どんなルーチンワークであっても、どんな雑用っぽく見える仕事であっても、それが会社の業務である以上、必ずそこには意義と目的があります。
 業務とは何ぞや?・・・って話になると、会社の経営論に係わってくるので、そこまでは書きませんが、とにかく会社が認めている仕事のことですね。会社が認めているということは、その業務の仕組みを作った人がいる訳です。

 あくまで個人的見解ですが、若い時期に、転職で成功する人のほとんど全てに共通するのは、2つ要因があると思っていて、一つは、実務レベルとしては、
 「人が介入しないと成立しない業務をやっていた」
 という要因ですね。これは転職でステップアップする最低限の要件。
 いくら長い間、この仕事で頑張ってます!と言ったところで、他人に容易に取って代わられる仕事しかしてないと、それは単なる自己満足の世界。社会の現実はそれほど甘くなくて、違う会社の評価や、転職市場の評価は低いんです。
 そして、さらにこれにプラスして、
 「業務の仕組みを知っているかどうか?」
 という要件が問われると僕は考えています。ルーチンワークが会社の業務である以上、会社が存続するためには必要不可欠な訳です。そのルーチンワークを極めることは非常に重要です。でも、そのルーチンワークが、全く存在しないベンチャー企業のような環境に身を投じたとき、あるいは、明らかに非効率なやり方をしている歴史ある大企業のような環境に身を投じたとき、自分でその仕組みを構築できるかどうか?が問われるんですね。
 これは何も、小難しい業務だけじゃなく、例えば、ゴミ捨てや郵便物の仕分けを合理的に無駄なく行う方法とか、社員のスケジュール情報をみんなで共有する方法とか、そんなレベルの仕組みでも全く構わない。
 仕組みの構築には、その業務の意義と目的を理解しておくことが重要です。仕組みつくりには、他の社員を巻き込んでいかないといけないので、それなりにパワーがいるんです。
 仕組みを理解せず、ただルーチンワークだけ得意です!と言ったところで、年を取るにつれて仕事がなくなっていくのは明らか。よく資格を持っていればツブシが効くとか、飯の食いっぱぐれがないなんて言われますが、実は資格を持っているだけで、ルーチンワークしかやってない人は、極論すればフリーターとそれほど変わらない、ということになります。
 業務の仕組みを考えるというのは、どんな業界であれ、どんな職種であれ、本質は変わりません。だから事務をしていても、新規営業をしていても、接客販売をしていても、学ぶことができるんです。そして、一度学んだ仕組み作りのノウハウは、自分を売り込む際の重要な武器になっていきます。
 今この瞬間に、仕事がつまらないと嘆いている方、やりがいを感じられない方、人間関係でストレスを感じている方、お給料が低いとか労務環境が脆弱で辛いという方、いろいろいると思います。20代の修行時代に、仕事がイキイキ楽しい!と感じる人はそれほどいないのではないでしょうか?責任感を抱く人は大勢いてもね。
 そういう人は会社を辞めることを絶えず考えていると思います。僕もそうだったしね。でも今まで本シリーズで書いてきたことを体得していますか?体得までいかなくても、業務の意義や本質を視ようとするステップまできていますか?
 仮にそこまでの域に達していないのであれば、辞めるのは思い留まったほうが賢明です。次の転職先でも同じような悩みや辛さに陥る危険性はかなり高いです。そうなった時に、一度目のようには簡単には辞めることはできないからね。転職というカードを切るのは、最後の最後でいいと思う。
 体調を壊すまで頑張る必要はないけど、辞めるかどうかを判断するのは、決して一人では行わないことも重要。周囲に相談できる人がいなければ、僕が相談に乗ります。
 仕事はこの先もしていかないといけないんだし、どうせするならキラキラ輝く路を進まないとね。

30代以降で、辞めたくなったときに考えるべきことというのは・・・もうちょっと経ってから書きますね(笑)。


このシリーズはもうちょっと続きます。



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