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シリーズ 5 「この職種・部署ってなにやるの?」 営業部門

職種・部署
2018-06-25

職種・部署

会社組織に関して説明してきました。
 会社の仕組みというのは、意味非常に簡単です。 何万人という従業員を抱えている大企業であっても、今からのし上がって行くことを虎視眈々と狙っているベンチャー企業も、基本的な仕組みは同じ。これは会計上の観点から見るとよく判ります。
 会計上と言ってもそんなに難しい話ではありません。今までの話を繰り返しますが、会社とは利益をあげてナンボの世界なんです。簿記を知っている人なら判ると思うけど、これって、
 売上高 ― 売上原価 ― 販売管理費 = (営業)利益
 で表すことが出来ます。まずは、この公式を覚えておいてほしいと思います。売上高とは、文字通り商品を売ることによる収益。どんなに聞こえの良いフレーズで企業理念を訴えたところで、売上がなければ意味がありません。どんな企業だって、まずは1円でも多くこの売上高をあげようと汗水たらして頑張っているんです。ここを受け持つ箱(部署)が「営業部門」です。
 営業部門は例えば、製造業・卸売業・小売業・請負業・・・と様々ある業界や、個別の会社によってもそれぞれの慣習や想いがあるので、箱の名称や機能を特定化することはできません。
 営業部門というのは、業種業界、またターゲットとすべき相手・市場によって営業部門のあり方もコンセプトも異なります。この辺りは、「シリーズ職種研究編」 に詳しく書いてあるので、ここでは割愛します。
 自分の作っている商品・販売している商品、サービス内容は、こんなにすばらしく、あるいは環境に優しく、また社会貢献しています!商品名はこれです。これはこういう想いが込められております!お買い上げいただくお客様には必ずご満足いただけます!
 ・・・なんて、これはほとんどの会社の謳い文句です。商品パンフにもこのようなことが書いてあるし、会社説明会でも盛んに取扱商品の優位性や付加価値をアピールしてきますよね。まあ、どんな会社であれ、商品に愛着と自信を持っていないと競争に勝ち残っていけないからね。だから商品説明に時間をかけるのは、ある意味当たり前。なぜならこれは、その会社の企業理念に直結するものだからです。会社は、商品を世の中に送りだすことで自己実現を図っていくものだから。
 企業理念とは、例えば、
  『お客様第一主義』 
  『全てのお客様に心の満足をご提供します』
  『真の充実を追求したライフスタイル実現をサポートします』
  『全ては未来のために』
  『ココロも満タンに』

 ・・・こういうフレーズ、ありますよね。非常に耳障りがいいし、知名度向上には不可欠なコピーです。
 でも、実は非常に当たり前すぎて、誰も書かないし口に出しませんが、全ての会社に通じるもう一つの企業理念が存在するんです。それは、
『我々は、全てのお客様に心の満足をご提供します!だから、お金をちょうだいね!しっかりとお支払下さいね!』
 っていうこと。判りますか?
 言ってしまえば、このもう一つの企業理念を実現すべくどんな会社も、組織一丸となって業務にまい進するんです。これを営業部門に当てはめて見ると、全ての会社の営業部門に共通するポリシーは全て一緒。つまり「1円でも多く売って売って売りまくってやる!」っていうことです。
 これは当たり前なんですが、非常に大切な考え方です。ただ、意外と就職活動をしている学生にはこの概念が抜けてるんです。多くの学生はまずは現場を知るという意味で営業部門に配属されるケースが多い。だから会社は、この学生は果たして営業が出来るか?(売りまくれるか?)という目で面接し判断していきます。しかし学生は企業が掲げるキレイな企業理念を志望動機の根幹に据えることが多い。もちろんそれは間違ってはいないし普通のことなんですが、時に評価における温度差になることもあります。 
 学生の面接とはいっても、将来の戦力を選ぼうとしていることを決して忘れないで下さい。営業部門はとにかく売ること!これが出来て普通の状態。今のあなたは希望する会社の商品をどうやって売りますか?またどうやったら売れると思いますか?こういったことも学生の視点で考えると、面接で自分の価値観を相手に伝えることができます。

つづく。

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