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シリーズ 29 「この職種・部署ってなにやるの?」 管理部門まとめ①

職種・部署
2018-07-24

職種・部署

管理部門のまとめです。 「管理部門①」 (←リンク) の記事の中ほどで、
「管理部門の業務は、簡単にイメージできそうですが、実は、あらためて考えると、判りそうで判らないんです。でもそれは、管理部門に所属して仕事している社員以外には判りにくいっていう、そういう部門でもあるんですけどね。どういう意味かは後で書きます。」
ということを書きました。最後にこれについて触れておきます。
 本社の人間や管理部門の人達がやっている仕事っていうのは、同じ会社であっても、営業なんかの他部門の社員から見ると、
「ナニやってるんだかさっぱり判らない・・・」
「管理部門って、定時になると、さっさと帰って、いいよなあ、事務は・・・」

 なんていう印象が一般的だと思います。正直、管理部門にはムカツクといった構図。これは良い悪いを抜きにすると、よくあることだと思います。
しかし、管理部門の仕事が他部署の人にイメージしにくい理由は、
「当たり前にやらなきゃいけないことを、ごく当たり前に淡々とやっているから」
 に尽きるんです。管理部門は、他部署にイメージつかないような仕事をすることが評価の対象になるんです。管理部門の仕事は、多くの場合、法律やルール、そして期日を前提に行われます。守って当たり前。逆に言うと、このバランスが崩れた時、つまりミスった時に、管理部門の仕事が他部署に判るんです。
非常に判りやすい例をあげます。
 社会人の皆さんは、働くことは当然ですが、学生の皆さんも、ほとんどの方がアルバイトをやってると思います。アルバイト代って、だいたい「毎月何日に銀行に振込」ってなってますよね?これって、あまりにも当たり前のことで、期日に振込まれていないことなんて、考えたことないと思います。その期日を軸に、例えばカードの支払とか、ケータイ代払うとかってやってる訳だし。
 ・・・もしこれが、期日までに振込まれていなかったとしたらどうでしょう?あるべきバイト代が、自分の口座に入ってないんです。カードの支払も出来ず、延滞利息を取られ、ケータイは停められ、家賃未納で大家さんに怒られ・・・って、想像しただけでコワイでしょ??
 こういう事態になったら、当然ながら皆さんは、バイト先(社会人なら、迷わず人事部でしょう)に、クレームを言います。「なんで給料入ってないんだあああ!!!」ってね。「給料払ってるのはどこだあ!?ナニ?人事部?人事部の誰が担当だあ!!」 ・・・ってなっていくでしょう。
 人事部の給料支払担当は、ウッカリして、期日までにアルバイトの人たちに、期日までにバイト代の振込処理をしなかったというミスを犯しました。それによって、アルバイトの人たちに、アルバイト代は人事部の誰それがやってるんだ!ってことがバレちゃった訳です。いつも通りに、淡々と手続をしていれば、こんな騒動はおきず、自分が給与支払担当者だって、判らなかったはずです。
 これが、管理部門の仕事の本質であり、コワイところです。「当り前のことを当たり前にやる」とか、「手続をルールどおり淡々とこなす」というのが、管理部門のプロ意識ですね。このプロ意識を実践しているおかげで、他部門の人には、やってる業務が見えにくくなるんです。
 また、管理部門の理想は、定刻にキチンと仕事を始めて、定時にキチンと終わらせ退社すること。これも立派なプロ意識です。管理部門は、利益を生まない部署。だから会社にいるだけで経費が発生します。だって、会社にいたら、パソコンもつけてるし、電気代もかかるし。それに人件費もかかる。
 だから、仕事を計画通り、定時に終わらせて、終わったらキチンと帰る。これが理想なんです。もちろん、実際にはいつも定時で帰られる訳ではないですけどね。でも企業が大きくなると、定時で帰社することが、徹底されることがあります。そのため、たまに本社に顔を出す他部門の人間から見ると、いつも早く帰りやがって・・・なんて印象につながっちゃうんですよね。
 次回が本シリーズの最終です。




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