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シリーズ 2  会社サイドから視る「自己分析」 ~適性試験の妙①

自己分析を知る
2016-11-01

自己分析を知る

 僕は、大学生の時、大学そのものに興味がなくなり、友達もなく、といった感じだったので、学校で開催されたであろう「就職ガイダンス」にも参加しなかったし、「適性診断テスト」もやったことありません。   大学院時代は、まあ理系だったこともあり、教授推薦の企業を中心に回ったため、一般的な就活の流れを体験してはいません。だから「自己分析」という言葉に、必要以上に踊らされることなく、就活を行いました。    それが良かったのか悪かったのか?は別として、少なくとも大手と言われる部類の飲料メーカーから内定はもらいました。だから、そんなに難しく考える必要もないのかな?って思うんですよね。もっとも、他は全部落ちまくったけど(笑)。    そんな僕ですが、今現在、就活相談に乗る学生には、大学で開催される就職関連の講義やセミナーには、できるだけ参加しよう、と言っています。この手の講義は、学校によってカラーが異なってきますが、取っ掛かりとしては、どんな講義も有意義だと考えています。中でも一番有意義なのは、いよいよ自分も就活がスタートするんだ!っていう気持ちが芽生えること。これは結構デカイと思います。特に、僕にはそういう気持ちが芽生えた時期もなく、気がついたら夏になっていた・・・って感じだったから、余計にそう思います。    さて、そんな講義の中で、必ずあるのが自己分析のお話。これは現実的で理屈が語られるがゆえに、就活って難しいんだ・・・なんて後ろ向きになってしまいがちですが、方法論を学ぶという意味では勉強になるはず。最初は判らなくて、気持ちばかり焦るかもしれないけど、それはそれで構わない。就活を進めていくうちに、次第にイメージできてくることもあるからね。    でも、講義以上に有意義なのは、適性試験です。項目ごとに、心理テストみたいな質問が並んでいて、あまり考えず、「はい」か「いいえ」に○していくスタイルが一般的かな?あれをするためだけでも、学校の講義には出る価値があります。最近の適性試験はしっかりしているので、多少ごまかそうと思っても、ごまかし切れないようになっています。もっとも、ごまかしても無意味だけどね。    まあとにかく、皆さんが「自己分析」を始める最初のキッカケが、この学校で行われる適性試験ではないでしょうか。ここで出てきた結果は、性格診断のようなもの。長所や短所っぽい文章が、ツラツラと書いてあって、ご丁寧にも、マッチすると思われる業界や、適性職種まで書いてあるときもあります。多くの学生はこの結果を基に、自分の強みとか弱みとか、自己PRを考えていく訳です・・・・・    ・・・よね?? たぶん。    僕は、就活という本来は、楽しいはずのイベントなのに、多くの学生が惑わされ、悩み、ますます深く考え込んでしまうのは、恐らくここが起点になっているからだろうと考えています。起点というか、ここから次への考え方や進め方の方向性が間違ってしまうというか。少なくとも僕は、相談に乗る学生にはそのように言います。    これは、ハッキリいって進め方の順番が違うんです。順番が違うから、いつまでも答えが出ずに悩むんです。これについては、これから書いていきますが、覚えておいて下さい。    就活において、とりあえずのゴールは、「志望企業に内定をもらうこと」です。ここに異論はないでしょう。一方、自己分析のゴールは、「入社以降の人生に活かすこと」ということを前回書きました。大切なキーワードだということも書きました。    「就活」と「自己分析」。この2つは、就職活動中は、常にセットになっていますが、ゴール、つまり最終目的が異なるんです。自己分析の方が、より未来を視ています。ここのところが判っていないと、正しい自己分析を面接に活かすことができないんです。    自己分析とは、 「過去の自分を肯定的に認めてあげて、今の自分を言葉にする」ということです。しかし、就活とワンセットになった自己分析の本来の目的は、   「過去の自分を肯定的に認めてあげて、今の自分を言葉にして、それを未来につなげる」    ということです。難しいですよね?何を言ってるのか判らないですよね?ここも、後ほど説明していきたいと思っています。    とにかく、このことを踏まえた上で、適性試験の結果を上手に活かしていく必要があります。僕が、適性試験を受けることが有意義だと考えるのは、 「自分の性格の傾向値が、言葉で明確に書かれているから」ということです。これは頭に入りやすい。しかも、何となく自分では、「私はこういう性格なんじゃないか?」って思っていたことが、客観的に診断されたような気になるので、何となく安心するというメリットもありますね。安心とか自信っていうのは就活では一番大事ですから。    但し、ここから先が問題です。この結果をどう考えて、どう自己分析につなげるか?についての進め方を間違ってしまう学生が、圧倒的に多いんです。   つづく。 

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