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シリーズ 4  会社サイドから視る「自己分析」 ~働く動機はぶっちゃけ動機

自己分析を知る
2016-11-04

自己分析を知る

 自分の将来の可能性は、今までの自分の過去の経験とそれに基づく、今現在の自分の価値観を中心に、年輪のように幅を持って広がっていきます。この幅の広がりこそが、ポテンシャル(潜在能力)なんですよね。これは、今現在の自分の価値観のみでは、うかがい知ることは出来ません。あくまでも過去の経験から今、そして未来へとつづく自分を見据えないといけない。    このポテンシャルが、適性試験では表現できないという訳です。ヒントは書いてあるかもしれないけど、今の自分には判らないんですよね。だって、自分の性格を「引っ込み思案でおとなしい」と、自分で見切っているんだから。    でも多くの学生は、適性試験の結果をベースに、自己分析を行い、そこから自己PRを作っていってしまいます。適性試験の結果に洗脳され、知らず知らずのうちに、自分の過去を合わせてしまってるというかね。これではハッキリいってゴールのテープは切れません。例えば適性試験に、「あなたは粘り強い傾向があります」と書いてあったとして、そのキーワードありきで考えて、そこから過去のエピソードを無理やりくっつけて構成・・・方向性と手順が間違っているのが判りますか?    そうではないんですよね。適性の結果は、あくまで結果。これ自体はかなり参考にはなります。少なくとも、自分というものを考える上では重要なツールです。学生は、今までにあまり自分と真剣に向き合うことなんてないし、自分自身の棚卸をするには絶好の機会です。    しかし、適性試験の信者になってはいけないんです。自分軸があって、それとの比較対象であれば良いんだけど、適性試験が軸になってはいけないという意味ね。しかし残念ながら、頭では判っていても、知らないうちに信者になっている学生はたくさんいます。    何度も言うように、正しい自己分析は、「過去の自分を肯定的に認めてあげて、今の自分を言葉する」ことです。ですので、就活における自己分析の本来の目的である、「過去の自分を肯定的に認めてあげて、今の自分を言葉にして、それを未来につなげる」ということは、ひとまず横に置いておいて、まずは自己分析の方向性と手順を考えていきましょう。    ここで、自己分析の最初の第一歩として、絶対にやるべきことがあります。それは、「働く動機」を考えることです。就活は、まさにここから始まるといっても決して過言ではない!と僕は確信しています。これは何かというと、「就活動機」 の前段階の作業になります。「就活動機」は、ゴールのテープを切れるよう構成された動機ですが、「働く動機」は何でもいいんです。本音ベースのぶっちゃけベース。エゴ丸出しね(笑)。だから余所行きの言葉にする必要なんて全くない。   例えば、

「私は社会に出たら、結婚したくないから一生働いていたい」
「迷惑かけた親に恩返しがしたい」
「仕事を覚えてオオモノになりたい」
「夜景がキレイに見える高層マンションに住みたい」
「ジャガーかフェラーリに乗りたい」
「故郷に錦を飾りたい」
「早く仕事覚えてお金たくさん稼いで、いいオトコ(あるいはいいオンナ)を捕まえたい」
「毎日ホストやキャバクラ行って遊びたい」
    とかね。何でもいいんです。働くということに対するモチベーション。この時点では、難しいこと考える必要はないんです。興味ある業界だとか、向いている職種とか、そんなことは後のハナシ。まずは、働く動機です。将来自分は何をすべきかとか、どんな業界がいいんだろうとかっていうのは、なかなか答えが出ないし、僕は、学生は働いたことがないんだから、明確な答えなんか絶対出ないって思ってます。でも働く動機は、何かあるでしょ?学生時代が終焉し、社会人時代が始ろうとしているこの節目で、自分の2つの時代をつなぐものです。いくつあっても構わないです。こういうのは楽しく考えられませんかね?    就活の最初の一歩目は、働く動機を自己分析につなげるということ。全ては線でつながっています。つながっているからこそ、面接で自己PRとか志望動機とかって聞かれたその回答に一貫性が出てくるんですよね。      ・・・働く動機に関して、初めて書いたのは、日テレタワーの53階にあったITベンチャーに在籍していた時でした。5年前です。その時は、5年も続くと思ってなかったけど、この働く動機というのは、僕の就活を考える上での、まさに自分軸になっていますね。それくらい、他のシリーズや記事でも頻繁に登場しています。我ながらスゴイ(笑)。    つづく。 

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