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シリーズ 5  会社サイドから視る「自己分析」 ~面接官の視点①

自己分析を知る
2016-11-07

自己分析を知る

 ここで、ちょっと視点を変えて、会社サイドがどういった人間に高評価をくだして、内定を出すのか?ということを書いていきます。   もちろん、業界や規模及び職種、また会社の風土や求める人物像、さらには最終面接官(特に社長)の価値観等によって、採用基準は異なってきますので、一概には定義できません。でもどこの会社も、こういう人材に内定を出そうと考えています!っていうことを、言葉で表現することはできます。それは、   「ウチの会社に本当に入ってほしいと思う人。そしてウチの会社で、イキイキと長い間、パフォーマンスを発揮してくれそうな人」    に内定を出すんです。どこの会社もこれが全て。これしかありません。    ・・・あまりにも当たり前すぎて、ガッカリしましたか?もっと画期的な表現を期待した人がいたら、ゴメンなさい。言葉で聞くと拍子抜けするかもしれないけど、でもこれは、会社から視た、就活の”最初”のゴールになります。    就活のゴールを、学生や候補者サイドの言葉で表現すれば、「志望企業に内定をもらうこと」です。これはこのシリーズでも書きました。一方、これを会社サイドの言葉で言えば、このような表現になるんです。この2つはイコールです。就活期間中、一喜一憂し、凹んだり挫けたりして、それでも頑張ってきた道程が、やっとここで合流することになるんですね。    但し、会社サイドの“本当”のゴールは、まだまだ先です。ここでは単に合流するだけ。多くの学生は、候補者サイドのゴールしか見えていないものです。これは、ある意味仕方ないこと。でも、会社サイドにも、ちゃんと“本当”のゴールはあります。それは、学生には決して見えません。だって会社サイドが本当のゴールに達している時には、学生はすでに社会人になっているからね。つまり、入社しているということです。    僕は、せめてこのブログを読んでくれる方には、会社サイドのゴールを意識してほしいと考えています。会社サイドのゴールを知っているかどうかで、自己分析のやり方や、自己PRで利用するエピソードとキーワード、そして就活動機や志望動機も格段に変わってきます。それはどういうことかというと、   「自己分析の結果を基に、志望する会社のゴールに合うように、自己PRを構成することができる」    ということなんです。これは会社に合わせて、おべんちゃらを言えとか、嘘や誇張表現を駆使しろ!っていうことではないですよ。それは観点が全く違います。そうではなくて、自分が興味を持っている会社に対して、今の自分が持っている特長のうち、何をどう使えば、自分のありのままの姿を会社に知ってもらえて、会社サイドのゴールのテープが切れるか?に関して、自分なりの戦略が打てるということ。    これを知っているかどうかだけで、実は、就活の進め方が大きく変わってきます。でも残念ながら、ここまで意識して就活を行っている学生ってほとんどいません。情報不足と経験不足で、やりたくてもどうしたらよいか判らないというのも十分理解できます。でも、学生の年齢はまだまだ20代前半。これからの人生の方がはるかに長いし、成長できる。仕事観の確立もこれからです。その長い人生の方向性を決める重要なファクターである、最初の会社。大変貴重です。    さて、それでは、会社サイドが考える本当のゴールとは、一体なんでしょう?それは、   「内定を出した人が、実際に入社して、期待通り成長して、期待通りのパフォーマンスを発揮してくれること」    なんです。就活の”最初”のゴールの先にある”本当”のゴール。面接官は、ここまで視ようと考えて採用面接に臨みます。候補者(特に学生)とは、考え方の次元と思い入れが全く違う。学生側も真剣に臨んでいるのは当然でしょうが、会社サイドは、もっと真剣勝負です。お互いが見据えるゴールが違うんだから、当然といえば当然なんですが、僕は、学生の相談に乗るときは、まずはこの両者の温度差を話すようにしています。    学生の面接だろうが、第二新卒の面接だろうが、幹部候補の面接だろうが、会社の“本当”のゴールは普遍。入社以後、期待通りのパフォーマンスを発揮してる可能性が少ないと判断されれば、いくら人物優秀でも、内定は出しません。    特に学生に言いたいのは、採用面接では、来年の社会人としての適性しか視ていないということ。今の属性は学生ですが、少なくとも採用面接の場では、社会人として皆さんを視ています。その判断材料の1つが、ポテンシャル。ここを絶対に履き違えないでほしいと思いますね。     ・・・とは言っても、結局のところ、自分の武器って、ありのままの自分しかないんだけどね。      つづく。   

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