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シリーズ 7  会社サイドから視る「自己分析」 ~面接官の視点③

自己分析を知る
2019-01-12

自己分析を知る

一般に、新卒を採用しようという規模の会社になると、どの会社にも、新卒の採用計画というものがあります。会社は営利団体であり、決して慈善事業ではないので、適材適所に、必要最低限の人員配置をしたいもの。だから、採用する人数や人物像なんかは、最初から決まっているものです。   こういう事情を踏まえ、面接官が候補者から見極めようとしているのは、我が社の求める人物像に合致するのかどうか?です。もちろん、最低限のモラルやマナー、そして一定レベルの学識は、持ち合わせていることが前提ですが(決して、偏差値が高いとか、頭が良いとかって意味ではないので念のため)、優秀だから採用する!という訳では決してないということを判ってほしいと思います。優秀さには色々な尺度があるのでね。    それを判断するため、自己PRを聞くのが、もっとも効果的だと考えているんです。    会社の業種やスタイルには、様々なものがあるし、職種によっても、求める人物像が異なります。イケイケドンドン、ノルマ当たり前!気合と根性で開拓します!的な会社の営業に求められるものと、そこの管理部門に求められるもの、当然違います。また、特定の固定客を相手に、ルールと期日を重んじ、淡々とルートセールスをこなします!的な会社で求められるものは、前者とは当然ながら違います。    こういったことは、何となくでもイメージつくと思います。要は、自分の自己PRが、その会社の求める人物像にマッチしているのか?もっというと、果たしてこの会社に自分は合っているのか(自分の売りである、ありのままの自分は、活かせるのか)?を考えなくてはいけないんです。   これが、本シリーズ5 で書いた、   「自己分析の結果を基に、志望する会社のゴールに一番合うように、自己PRを構成する」    ということであり、つまりは、会社サイドのゴールを意識するということにつながります。    会社には、会社ごとの風土や伝統があるし、それは外から見ていては、絶対に判らないこと。中に入って初めて良い悪いも、企業体質も判ります。今の時点で判らないことにエネルギーの費やすのは、時間の無駄だと僕は思ってます。だから、志望動機もあまり意味がないと考えているほどです。でも、自己PRは非常に大切です。    仮に、候補者が、自分の本質を自己PRというカタチで、十分に面接官に伝え、面接官も十分理解したとしても、面接に通らないことだってあります。学生にしてみれば、「なんであれだけコミュニケーションも出来て、いい流れで、言いたいことも言えたのに、落ちたんだろう・・?」って心境でしょう。    でも、会社サイドとしては、候補者の本質が十分理解できたからこそ、自信をもって落としたんです。矛盾しているように聞こえるかもしれないけど、つまりは、会社の社風や文化に合わないタイプだと判断された訳ですね。これは、ダメ人間という理由ではなく、単に会社との相性の問題。こういう状況に遭遇したら、むしろ胸を張って自慢するくらいがちょうどいいんですよ。決して、自分の性格が否定されたのではなく、むしろ肯定されたからこそ、落ちたんです。社会に適応しないんじゃないだろうか・・・?なんて考えてる場合じゃないんです。よく落ち込んでこういう風に悩む学生を見ますが、自分のすごさを再認識してほしいなあ。    これに関しては、以前、「採用スペックをぶっ飛ばせ!」 っていうシリーズの7と8で詳しく書いています。小遣い3万円のあわれなyansonoさんのお話です(笑)。    ある会社の採用面接で、ありのままの自分をアピールし、それで結果的に面接官に理解されて落ちるのは、喜ばしいことです。落ちた瞬間は切なくて悲しいだろうけど、でもそんな会社に入社したら、毎日が苦痛以外何物でもないからね。    だから、落ちた会社はサッサと忘れて、違う会社をドンドン受けまくる。そうしたら、必ず自分にハマる会社にめぐり合えます。自分にハマる会社にいけば、そこでは、同じ自己PRであっても、かなりの高評価を得ることが出来ます。高評価を受けて、内定が出る会社に入社したほうが、将来キラキラ輝く可能性はグンとアップするからね。    だから、自己PRにつながる自己分析は大切だし、もっというと、企業研究も大切だと思う訳です。   つづく。   

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