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シリーズ 22  会社サイドから視る「自己分析」 ~過去の掘り起こし①

自己分析を知る
2016-12-02

 シリーズの一番最初に書いたように、自己分析は決して難しくはありません。難しく考えたり、悩んだりする時点で、すでに方向性を見誤っていると考えて下さい。    僕のブログは、小理屈を並べているので、結局、自己分析は難しいんじゃないか・・・?って一見考えちゃうかもしれないけど、その目的を見失わなければ大丈夫です。学生サイドの自己分析の目的は、ESや面接で、自分のことを、自信を持って伝えるためにやるんです。だから何度も言ってるように、考える過程では、本音ベースで構わないし、その方がいい。    難しく考えてしまうのは、模範解答をどこかに求めてしまうから。加えて、キーワードありきでエピソードを考えてしまうから。さらに、テクニック論に走ってしまうから。これは、大学入学までの受験勉強のように、○×で合否が決まる価値観を、どこかでまだ引きずっている証拠です。自分のことを考えるのに、模範解答はないんです。ていうか、全部が正解なんだから。友達と飲んでて、自分のことをお互い語る時は、自由に議論してるでしょ?こういう一定のルールのもとで、逸脱しないように気をつけて話そう!なんて考えますか?そんな堅苦しいこと考えた時点で、そっちが気になって、お酒も美味しく飲めないし、自分のことも話せない。盛り上がらないっていう流れになると思います。    いくら難しく考えたって、自己PRに自信を持てなければ、意味ないんだから。僕の経験上、自己分析はこうやるべきなんだ!ってテクニックに固執している人に限って、面接で失敗しています。自分の言葉で考えてないから、色んな角度の質問に堪えられなくなるんです。最終面接までやったことのある人間がいうんだから、間違いない(笑)。    さて、僕はこのシリーズの中で、自己分析を「過去の自分から掘り起こして、今の自分を語る」と定義しました。さらにそれを、「未来につなげる」とも書きましたが、この未来につなげるというのは、ここまで学生サイドと会社サイドの温度差を、自己PRをいくつか例に挙げて説明したので、何となくイメージができたと思います。今日は「過去の自分を掘り起こす」ということ考えてみます。つまり僕が最初に投げかけた「質問2」 です。    その前にまず大前提として言っておきたいのは、   「過去の掘り起こしは、あくまでも、今の自分を語るために行うのであって、決して、過去のエピソードが、自己分析の主役にはならない!」    ということです。つまり自己PRで、高校以前のことを題材に自分のことを語っても、評価されないという意味です。社会人として活躍できるかどうかは、当然ながら未来の話です。未来において活躍できるかどうか?を第三者にアピールするのに、今現在の自分ではなく、過去の自分を語っても、それは、   「自分は、昔はこんなにスゴイ人間だったんですよ」    っていう風にしか聞こえません。つまり、言い方を変えれば、   「それに比べて、今は全然ダメな人間なんです・・・。」    っていうことになる。これでは面接官は不安です。まさに「判断つきかねる人」ですね。でも、結構いるんですよ、こういう人って。過去の自分を、自己PRに使っても間違いじゃないんですが、それが、今の自分にどう活かされてるか?という視点が、抜け落ちていては意味がない。今の自分に活かされていなければ、未来の自分、つまり会社の入ってからの自分の活かさないだろう、と判断されるのは自然な流れです。    過去の自分というのは、あくまでも、今の自分を語るために存在します。人間の本質って、ある日突然、一瞬で完成する訳ではなく、生まれてから、日々の積み重ねで、じっくり形成されていくものです。一般的な学生は、20歳前後。まだまだこれからの人生のほうがはるかに長いし、これから色んな出会いがあって、色んな影響や刺激を受けて、どんどん価値観や考え方は変わっていくものですが、本質って、そう簡単には変わんないものです。たった20年、されど20年。積み上がったものは、決して消えることはありません。    僕なんかは、学生時代には、これでもかというくらい過信家だったんで、人にアタマを下げることに抵抗があったし、あまり周りの人と打ち解けることも、積極的にはやりませんでした。学生時代から10年以上を経て、今の自分はどうかというと、容易にアタマも下げられるようになってるし、打算的なことも含めて、相手に合わせることもできるようになりました。つまり価値観や考え方が変化したんです。でも、大人数で何かやるとか、団体で行動するとかっていうのは、相変わらず苦手です。仕事の付き合い(例えば飲み会とか)で、やんなきゃいけないときは率先して仕切ったりします。学生時代だったら、参加もしてないはず。でも基本的には、大人数は楽しくないので一次会で帰ります。    僕のこの行動パターンは、価値観や考え方の変化と、本質は、そう簡単には変わらないっていうことを表していると思います。    学生の皆さんも、20年で積み上がったものが外見の印象や、しゃべり方に必ず反映されます。過去の自分を掘り起こすというのは、そんな自分になった過去の起点を探ること。    これは、言葉に書けば非常に簡単に終わるんですが、自分で自分のことを考えるのは結構大変です。だから、箇条でも何でもいいから、まずは書き出してみることが大事なんですよね。必ず今の自分を語る鍵があるはずなんですよ。子供の頃から熟成された本質っていうのは、そう簡単には変わらないはずだから。    僕のブログは具体的に、が信条なんで、過去の自分の掘り起こしという作業について、この後、ちょっと僕を題材にやってみることにしますね。   つづく。      

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