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シリーズ 34  会社サイドから視る「自己分析」 ~まとめ!!

自己分析を知る
2016-12-16

自己分析を知る

 さて、10年ぶりに自己分析シリーズをリニューアルしてみて、当時はまだまだ甘かったなあ・・・と痛感することしきり。必要に応じて修正もしてきたつもりですが、当時の内容だけでは、自己分析の方法論は判らないだろうなあと感じます。当時は、よくこんな内容で、自己分析はこれでオッケイ!なんて、学生に言ってたなあ。恥ずかしいわ。   まあ、その後、自己分析や自己PRに関しては、いくつかシリーズを立ち上げているので、補填はできてると思うけどね。    さて、それでは最後に、 「質問3」 (←リンク)の意図について、軽く触れたいと思います。   一緒に遊んだり、就活のことを話せる友達って何人くらいいますか?    友達の定義って、ヒトそれぞれだから、多けりゃいいってもんじゃないのは、当然なんですが、でも現実問題として、同じ就活を行っている仲間が、周りにいるかいないか?で、自分自身の行動範囲や進捗も変わってきます。だからまずは、単純に何人くらい友達がいるか?が、聞きたいっていうことはあります。    しかし、僕がこの質問を通じて知りたいのは、「友達とどういう話をしているのか?」ということです。僕は、学生の就活相談に乗るときは、基本的には、僕と友達になってもらって、同じ目線で一緒に考えるということをモットーにしているのですが、その時に、友達との会話を参考にさせてもらうんです。「周りから、どのように視られていると思うか?」なんていうことも、自己分析には大変貴重です。一般的には、「他己分析」なんて呼ばれたりする行為の延長上にあります。・・・僕はこの他己分析って言葉は、個人的には好きではないですが。    それと、もう一点、友達との付き合い方を通じて、仲間との付き合い方、関わり方を確認したいとも考えています。仕事は、個人プレーでは決して完結しないということは、何度も書いてきましたが、チームプレーをする際に、どういう役回りを演じるんだろう?っていうことを、イメージしたいんです。僕はそれによって、企業選択や職種選択につなげることを考えています。    自己分析は、「今の自分を語る」ことであると、僕は書いてきました。ではなぜ、「今の自分を語る」ことが必要か?というと、それは「自分の持つ可能性やポテンシャルが、いかに企業にとって有益か?を、面接官に教えるため」です。だから、「過去から現在、そして未来」へ、線でつないでいく必要があるんです。    これは、就活が終わったら終了、ではなく、学生生活を終えて社会人になったら、少なくとも、年単位で、必ず行うものです。会社には、人事評価という制度があり、上司との評価面接が行われます。その際に、与えられた期間中、実際にどんなことを行って、どんな成果をあげたのか?という論点で、自分を説明しなくてはなりません。これはビジネスにおける自己分析です。    一方、仕事を辞めて、結婚して専業主婦になったらどうか?ここでも、主婦という視点で、家庭のことを考え、自分の将来も考えます。家庭や自分の将来を考えるには、今までの生活基盤と現状を分析しなければ将来の幸せにはつながりません。    ところが、学生や若者というのは、日々今まで知らなかった世界に触れ、刺激を受け、成長している過程にいるので、意地悪な言い方をすれば、今しか見えていません。先のことが見えているとすれば、それは例えば、来月ある試験のために、今から準備しようとか、来週大好きな子とデートだから、美容院に行ったり、どこに行こうか考えたりって、そんなもんです。・・・それも大事なんだけど(笑)。    そのレベルしか見えてないから、結果として、ニートやフリーターが多くなっているのだとも僕は考えていますけどね。    学生生活までっていうのは、小中、特に高校と大学では、やるべきことがカリキュラムとして学校サイドから提供されます。だって、学校サイドから見て、学生っていうのは「お客様」なんだから。「お客様」からは、授業料という名目で、お金をもらっています。だから「お客様」にサービスをするのは、当たり前のことです。しかも、学校の「お客様」に対する評価基準は、○×テストの結果次第。結果の優秀な「お客様」を、どうしても大事にします。だから皆が、成績が優秀なヒトのやり方を、真似してしまいがちです。ノート写したりね。まあ、これは仕方のないことでしょう。    でも、社会人は違います。どうやって成果をあげるについては、自分で考えなくてはなりません。だって、会社に入った時点で、すでに「お客様」ではないのだから。「お客様」は自分以外のヒトです。だから今度は、学生時代に学校から受けたサービス提供と同じように、自分が「お客様」に対してどうするか?を、常に考えていかなくてはなりません。それには、会社の商品や、市場でのアドバンテージをしっかり理解すると同時に、自分のキャラを理解しておかないと、「お客様」に真の満足は与えられないんです。    「お客様」という称号が、自分にあるのか否か?という点は、学生と社会人の大きな違いでもあります。これは実は、就活における学生と会社の温度差にもつながります。面接では、それを埋めるように尽力していく必要があるんです。だから自己分析は、会社サイドのゴールを意識すべきだ、というのが僕の見解なんですね。   「御社の社風に共感して・・・」
「御社の社会貢献の姿勢に興味を持ち・・・」
    なんていう志望動機は、会社サイドから視ると、「お客様」の視点なんですね。面接にトライしている時点で、学生は、すでに「お客様」ではないんです。「お客様」を満足させてための売りとして、自分には、どんなものがあるのか?っていうアピールを考える必要がありますね。    自己分析は決して難しくない。でも難しく感じるのは、会社サイドのゴールを見据えてないからです。この意識だけで、自己分析は結構楽しくなるから、今、多くの学生は、自分なりの方法で自己分析をやっていると思いますが、安易にキーワードを出さずに、ダラダラと結論を引き延ばしてみてください。きっと新たな一面が浮かんでくるからね。        

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