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シリーズ 27 『会社の視点でエントリーシート(ES)を考える』 ~上から見渡す②

エントリーシートの考え方・書き方
2017-02-28

エントリーシートの考え方・書き方

エントリーシートの全体感のつづき。エントリーシートを、上から見渡して、以下を考えます。      ①そもそも、その会社は、なぜその質問を選んだのか?
 ②各々の質問に対する回答欄の、スペースの大きさは?
 ③制限文字数がある場合は、各々何文字か?
       まず、①から考えていきます。一般企業で使われるエントリーシートの質問っていうのは、表現方法に多少の違いはありますが、基本的には、いくつかのパターンに集約されると考えられます。これは、色んなマニュアル本を見てみれば判りますね。表現方法が違うために、何か特別のように感じるだけで、実は、ほとんどの企業で質問の傾向は同じです。        後日書きますが、エントリーシートには業界によって、様々な“個性”が出ているものだって、確かにあります。例えば、自分の動きのある写真を使って、自己PRしろとか。でも、こういったエントリーシートは、レアケースです。        大半のエントリーシートは、至って普通のものです。普通というのは、質問内容が、マニュアル本に解説されているような域を越えないもの、という意味です。しかし、その普通の質問とはいっても、それなりに違いますよね。簡単に分類化してみましょうか?           ⅰ)自己PR関連         「自己PRしてください」・「長所・短所を教えてください」・「あなたの性格を教えてください」・「あなたのモットーは?」       ⅱ)志望動機関連       「当社への志望動機は?」・「企業選定のポイントは?」・「会社に期待するものは?」       ⅲ)生活・価値観       「学生時代に注力したことは?」・「今までもっとも感動したことは?」・「あなたの自慢は何ですか?」・「夢は何ですか?」       ⅳ)将来像       「5年後のあなたを想像してください」・「当社でやりたいことは何ですか?」       ⅴ)会社像       「当社の事業で興味ある分野は?」・「当社の営業についてどう思いますか?」・「当社の商品をどう思いますか?」       ⅵ)その他社会情勢       「最近のニュースで一番関心のあることは何ですか?」               ・・・まあ、これくらいにしましょう。挙げればキリがないので。            とにかく、こういったたくさんある質問群の中から、企業は、質問事項を選んでいきます。しかも、一つ一つの質問は、それぞれが、独立している訳では決してありません。全てが線で繋がっており、言ってみれば、全体で一つのストーリーになっているんです。例えば、           質問1 自己PRをして下さい。
質問2 学生時代に一番頑張ったことを教えて下さい。
質問3 当社でやりたいことは何ですか?
質問4 当社の営業についてどう思いますか?
            っていう感じで、エントリーシートに、質問が並んでいたとします。結構ありがちなパターンでしょ?これって。ここで、学生の皆さんが陥りやすいワナとして、この質問を、切り分けて考えてはいませんか?っていうことなんです。         「自己PRは積極性をアピールしたいから、サークルの幹事のエピソード使うかな?よし、これはいい。次に、頑張ったことかあ・・・。まあとりあえずバイトにしとくか。やりたいこと!?わかんねー。まあHPで、適当に書くかな。」        まあ、こんな感じでしょうね。何度も言いますが、就活初体験で、働いたことがない学生が、このように考えてしまうのも、無理はないんです。無理はないんだけど、でも、会社の意図を、ちょっと考えて欲しいなとも思います。        学生にとって就活は、エントリーシートだって面接だって、企業に立ち向かっていくっていう、何か大げさに言えば、ロールプレイングの渦中にいるような感じかもしれませんが、企業に立ち向かうとは言っても、その企業で、エントリーシートの質問を考えたり、エントリーシートを読んで審査したり、面接の場にいるのは、学生と同じ人間です。決してモンスターではないんです。人間に接する、という、ごく当たり前のことを考えれば、路は開けると思うし、楽しくなると思うんですけどね。        人間(人事担当者)が、人間(学生)を視る。これは学生が忘れがちなことですが、重要です。書き言葉で人間を視るためには、エントリーシートの質問には、ある一定のポリシーを持っていないと出来ないんです。少なくとも会社サイドは、質問全てを一つのストーリーにして、相関関係を探っています。        例に挙げた4つの質問を、点ではなく、線で考えるというのは、極論すれば、質問は4つではなく、1つであると考えるということ。一つの質問の中に、4つの章があると思うくらいが、ちょうどいいと思いますね。こう考えると、後で書きますが、制限文字数とかは、あまり気にする必要がなくなるんです。       つづく。  

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