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シリーズ 30 『会社の視点でエントリーシート(ES)を考える』 ~上から見渡す③

エントリーシートの考え方・書き方
2017-03-03

エントリーシートの考え方・書き方

エントリーシートの全体感。      ①そもそも、その会社は、なぜその質問を選んだのか?
 ②各々の質問に対する回答欄の、スペースの大きさは?
 ③制限文字数がある場合は、各々何文字か?
      のうち、②は先に説明しましたので、①のテーマに移っていきます。        このテーマは、エントリーシートで一番重要であり、且つ深いです。また、先に説明した、各々の質問に対する文字数・回答欄の大きさにも、密接な関係があります。そのため、②の説明を先にしたんだけどね。       それでは、このことを説明するために、例に挙げたエントリーシートの質問事例である、        質問1 自己PRをして下さい。
 質問2 学生時代に一番頑張ったことを教えて下さい。
 質問3 当社でやりたいことは何ですか?
 質問4 当社の営業についてどう思いますか?
       を軸にしますが、まずは、ちょっと会社の採用に関するポリシーということを考えてみます。ポリシーとは、言うまでもなく、採用スペックです。採用スペックについては、過去「企業研究」 のシリーズを皮切りに、ことあるごとに書いてきました。        ところで、ちょっと話を変えますが、この時期のエントリーシートの提出は、ほとんどが大手企業でしょうね。学生の皆さんの気持ちも、大手企業や有名企業、人気企業にばかり向いているでしょう。実際、僕が相談に乗る学生も、だいたい名の知れた企業のエントリーシートばかり言って来ます。        それはそれで構わないと思います。でも、そういう企業も採用枠には限度があるので、全員が全員、内定をゲットできることはもちろんないし、不吉なことを言いますが、これからうまく行かずに数ヵ月後、悶々と思い悩む学生も、たくさん出てくるでしょう。        でも、今は大企業を中心にエントリーしていい時期です。エントリーして初めて見えてくることもあるしね。エントリーシートで落っこちたり、説明会や面接で落っこちたり、そういった壁に当たることは、確かに辛いですが、その時はじめて判る自分のやりたい方向性とか、本当の就活動機とかってあるんです。視野が広くなるというかね。        大企業から内定をもらうことは、確かに嬉しいでしょうし、内定をもらった人は大いに喜んで、さらに精進すればいいです。でも、落ちてしまった人は、長い人生スパンで視ると、実は、その方が良かったってこともあります。人生って意外と色んな選択がありますので。その選択は全て正解。        むしろ、大企業だけに目を向けていていいのか・・・?って、変に思い悩む方が危険。だって、必要以上に情報を収集したり、キャパオーバーなエントリーシートを提出したりして、目先に追われてパンクする可能性があるから。だから今は、自分の興味が向く企業(たとえそれが、ブランド志向であっても)を優先して、エントリーしてみましょう。一番やっちゃいけないのは、立ち止まることです。        話を戻しますが、食品メーカーを例にして考えてみましょう。食品メーカーで、特にテレビのコマーシャルや、雑誌とかにも頻繁に登場する、ブランド力のある企業で、さらに、テレビ番組の冠スポンサーだったり、スポーツイベントとかをやってるような、イメージが非常に華やかな企業の場合、当然ながら学生の人気も高くなります。しかも、最近は、世の中健康ブームで、自然とか、無添加とか、○○に効く!とかっていう謳い文句が巷にあふれ、とてもクリーンでさわやかな印象を受けますよね?その印象が先行して、エントリーしてくる学生も非常に多い。        そんな印象は間違ってはいません。そういう印象を持たせることが、企業の狙いだから。学生がそう思っているなら、企業戦略としては大成功です。        でもそれは、一般消費者を相手にした時の話。今の時点では、学生だって一般消費者と何ら変わりはありませんが、就活における会社サイドのゴールということを、もう一度思い出してください。       「内定を出した人が、実際に入社して期待通り成長して、期待通りのパフォーマンスを発揮してくれること」        という想いです。エントリーしてきた学生は、その時点で従業員ではありませんが、でも会社サイドの視点は、従業員として長続きして働き、輝けるかどうか?ということです。つまり、学生を社会人として視ているということ。        こうなると、学生サイドとしても、その食品メーカーの実態というか、仕事の現実を、ある程度イメージしておく必要がある、ということになります。それをイメージしないと、次のステップにつながるエントリーシートは書けません。        それでは、こういった食品メーカーの場合、仕事の現実というのはどういうものなのを考えてみます。       つづく。  

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