twitter facebook お問い合せフォーム

シリーズ 34 『会社の視点でエントリーシート(ES)を考える』 ~将来像はハッタリで①

エントリーシートの考え方・書き方
2017-03-08

エントリーシートの考え方・書き方

次に、将来像に関する質問に関して考えてみます。将来像に関する質問で代表的なものは、         「あなたの5年後の自分の姿を想像してみて下さい」       「当社に入社することにたいする抱負は?」        なんてものですかね?質問の言葉の表現は、企業によって違うでしょうが、趣旨はこういった内容に集約されるでしょう。それでは、この将来像の質問に込められている、会社サイドの想いはなんでしょうか?        それは、将来皆さんが、どういう仕事を、どのくらいのレベルでやってみたいと思っているのか?を知りたいということなんです。あくまでも、「仕事への価値観に関する情報」です。ここは、履き違えては絶対にいけないところです。        何を履き違えてはいけないか?というと、この質問に対しては、僕がよく使う、「本音ベースの働く動機」 を、一旦忘れないといけない、ということなんです。        学生とざっくばらんに話をしていると、よくこういう会話になります。           「私は、今付き合ってる彼氏が大好きなんですけど、彼は、もう20代後半だし、お互いの親のことも知ってるし、5年もしたら、結婚してると思うんです。ていうか、あんまりバリバリ働く気もないし。でもこれって、正直に書いちゃマズイですよね?」         「実は俺は、趣味でバンドやってるんですよ。趣味っていっても、活動自体は本格的で、ライブもたくさんやってるんです。だから正直、仕事とプライベートを各々確立したいんですけど、これって書いていいですかね・・・?」            皆さんはどう思いますか?果たしてこれって、書いていいと思いますか?          結論を言うと、答えはNOです。こういうことは、絶対に書いてはいけない要素ですね。        では、何で書いてはいけないのか、っていう本質で考えたことありますか?        いまさら僕が書くまでもなく、前向きなことを書かないと、絶対に受からない、とかって“常識”は、学校の就活ガイダンスや、先輩からも普通に言われることでしょうし、当然皆さんも、頭では判っているでしょうね。でも、実際にこういう質問に向かい合うと、本音ベースの回答しか頭に浮かばない・・・ってことがよくあります。        皆さんはなぜ、この時期、複数の企業のエントリーシートと向き合っているんでしょうか?また、なぜ寒い中、慣れないスーツを着て、慣れない革靴やパンプスを履いて、カラフルに染めていた髪を、敢えて黒くしてまで、就職合同ガイダンスや説明会に臨んでいるんでしょうか?        それは、とにかく内定がほしいから、です。とにかく早く内定をもらって、安心したいっていうのが、頑張れる原動力でしょう。        内定をもらうということは、会社の立場から視れば、内定を出すということです。内定を出すためには、仕事という共通テーマを軸に、受かる受からないの判断しなくてはならないんです。だって、内定を出して、その学生が入社してきたら、会社は、お給料を支払う義務が発生するからです。        だから、エントリーシートの、こういった将来像に関する質問は、あくまでも仕事の上で、どうなっていきたいか?ということを書くのが大原則、ということになるんです。バカ正直に書いたら、絶対に次のステップに進めない、という訳ではないのですが、印象は良くないですね。少なくとも、仕事をやってるイメージを形成する情報のパーツが不足することになるから。        将来像に関する質問は、就活動機にも似ていますが、厳密に言うと、ちょっと違いますね。就活動機は、自分の人生観まで網羅しようと思えばできるのですが、将来像は、人生観を入れないほうが無難なので。       つづく。  

▲PAGE TOP