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シリーズ 38 『会社の視点でエントリーシート(ES)を考える』 ~まとめ!①

エントリーシートの考え方・書き方
2017-03-13

エントリーシートの考え方・書き方

 僕のブログのサブタイトルである、『面接は怖くない!』っていう言葉を借りれば、『エントリーシートだって怖くない!』っていうことも、ここであらためて書いておきたいと思いますね。エントリーシートは、受かるものではなく、あくまで通過するものである、と考えれば、決して怖くないはずなんです。怖い要素があるとすれば、それは、エントリーシートではなくて、まだ見ぬ会社の姿の方でしょう。実際に、説明会に参加してみるまでは、実態が掴めませんからね。ロールプレイングゲームで、洞穴に入る前の心境とかに似てません?・・・似てないか。      ここまで、エントリーシートは無難な表現、至って普通の文章で十分だから、そんなに気張らないで!と書いてきましたが、まあ、それでも気張っちゃうんですよねえ。僕は、仕事として学生の就活相談に乗っている訳ではないので、そんなに多くの学生のエントリーシートの回答を見ている訳ではないのですが、やっぱり気張ってる子が多い(笑)。          気張っているというのは、例えば、キャッチコピーを用いて気を引こうとしたり、文字をカラフルにしたり、奇抜な論理構成にして、個性を出そうとしたり、他人とは違う体験をひねり出そうと、大げさに書いて、結果的に支離滅裂な文章になっていたり・・・様々です。          でも、学生同士で自己分析をやると、そういう奇抜さや、個性が出ている文章の方が、なぜか立派に見えちゃうんですよね。それに比べて、自分の文章の、なんと平凡なことよ・・・って嘆いてるヒトも多いでしょう。これって、まやかしなんですけど、非常に厄介です。          なんで奇抜さや、個性が出ている文章の方が、よく見えるかというと、それは、お互いのことをよく知っているからっていうだけ。たったそれだけの理由です。          今皆さんには、友達って何人くらいいますか?例えば5人いるとします。じゃあ、その5人と友達になったキッカケって何でした?入学して席に着いたとき、たまたま横に座っていて、自分から話しかけたから、とか、サークルに入って話しているうちに何となく、とか、そんな感じですよね?つまり、相手の顔が見えていて、徐々に打ち解けていって、お互い分かり合う。そういう相手と、エントリーシートの文章を見せ合う場合、奇抜さや、個性丸出しの文章が書いてあっても、「あいつらしいなあ・・・」という風に、書いてる姿がイメージできるでしょ?だって、相手の姿形も、性格も熟知してるんだから。          でも実は、そこがワナ。相手のことをあらかじめ知っている場合、エントリーシートの文章を見ていたとしても、文面で相手のことを判断してはいません。相手の性格ありきで、それに違和がないかどうか?を探っていってるに過ぎないんです。つまり、人物像ありきで、逆算して物事を判断しているということ。これでは、奇抜さや個性丸出しっていう要素は、相手を知っているということで、違和感が緩和されてしまいます。          だから逆に、友達に平凡な自己PRを見せても、当たり前すぎて、全然印象に残らない。よって、「これって、普通過ぎない?」とかって言われちゃうんです。そこでまた、文章をこねくり回す・・・悪循環ですね。          一方で、会社の人事担当者の場合はどうか?人事担当者と皆さんとは、当然ながら友達ではありません。ましてや面識もない。そんな相手に、自分のことを出来るだけ正確に伝えるには、どうすればいいと思いますか?それは、文章を、至って普通にまとめて、他の学生と同じようなカタチで書く、ということなんです。          だって、人事担当者は一から順番に詰めていって、人物像をイメージするわけだから。逆算ではなく、正規の手順。          しかも、そういった正規の手順を踏んで、内容を精査するのは、人事部でも下っ端の社員たちです。少なくとも最終決定を行なうような部長以上の人間は、この時点では、エントリーシートは全く視ていません。つまり、最終面接に到達して初めて、最終決定を行なう人物に自分の存在を知らしめることができるということ。          だから、逆にいうと、エントリーシートは、まだまだ合否を決定できない、下っ端の連中が読んでいるに過ぎない、ということを理解しておいてくださいね。下っ端は、至って無難で、丁寧に書いてあるエントリーシートを好んで通過させます。判断は上の人間が行なうのであって、自分たちは交通整理を担っている、ということを知っているからです。         つづく。    

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