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シリーズ 39 『会社の視点でエントリーシート(ES)を考える』 ~まとめ!②

エントリーシートの考え方・書き方
2017-03-14

エントリーシートの考え方・書き方

 エントリーシートは、抽選ハガキではないので、ひときわ目を引く内容でなくても大丈夫。人事担当者は、全員のエントリーシートに目を通します。だって、それが仕事だから。しかも、会社にとって、エントリーシートはあくまで通過点です。面接で実際に話してみる方が、より正確な人物像が掴めるから。だから、エントリーシートは、至って普通で、平凡な内容でも全く構わない、ということになるんです。奇抜さや個性丸出しさが目立つ文章って、誇張表現だから、結局相手の姿がイメージできないんですよ。それって何となく判りませんか?      合コンや飲み会で、まったく見ず知らずの人と初めて会話するときに、ウケを狙って色んなことをいう人ほど、スベるでしょ?ここは普通に無難に対応した方が、誠実さが伝わっていい印象を受けますよね?          もちろんエントリーシートは、書き言葉なので、会話ではないけれど、人と人との出会いにおける最初の入り方という点では、考え方の構造は、全く同じです。          だから、学生の皆さんは必要以上にエントリーシートで悩まないでほしいって、本当に思います。もちろん適当に書けっていう意味ではないですけど。          このシリーズの最初に書いたことなんですが、エントリーシートというのは、就職協定廃止による産物です。会社サイドも、協定廃止になった97年以降、試行錯誤しながらも、独自の採用スタイルを模索してきました。最初は行き当たりバッタリだったエントリーシートの選考も、数年経過してようやく、「とりあえずエントリー層」も含めて、だいたい自分の会社に、何人くらいの学生がエントリーしてくるか、なんていうデータも、前年以前の数字を蓄積されるようになりました。          エントリー時点で、何人くらいの学生が応募してくるか?っていうことがイメージできれば、その後の採用活動に、時間と費用がどのくらい必要で、人員をどのくらい動員しなければならないか、なんていうことも想定できます。          会社サイドにしてみれば、この想定できるっていうことが仕事では大事なんです。想定できれば、予算も組めますから。そうすると、          (1)ES選考 → (2)集団面接・GD → (3)面接(数回) → (4)最終面接          という選考過程で、どこのステップに、どのくらい力を入れるべきか?っていうことも、事前に計画できることになります。          最近は、一人でも多くの学生にできるだけ会って、少しでもいいから、直接お話をした上で、人物像を見極めたい、と考える企業が増えてきました。いい傾向だと思います。ということは、会社サイドの視点で視ると、(2)の過程までは、できるだけ多くを通過させたい!って考えている訳です。つまり、エントリーシートは、よほどのことがない限り、通過できるということになります。          この、“よぽど”の部類に入るエントリーシートが、見た目の悪いものと、奇抜さや個性丸出しのものなんです。こういうエントリーシートは、次のステップで、使えないんですよね。面接のネタにならないんです。その学生の人となりを示す情報が入ってないから。          このシリーズもすっかり長くなってしまいましたが、一番言いたかったのは、難しく考えないで!っていうことです。少しでも理解いただけたとしたら、書いた甲斐があるんですけど。          エントリーシートというのは、言ってみれば紙切れ一枚の世界です。学生が、どんなに想いを込めて、精一杯書いても、会社に渡ってしまえば、単なる無機質な存在。学生一人ひとりのアツさも、紙として積み重なってしまえば、誰もが横一線です。紙を読む仕事は、事務作業です。だからここでは、無難であれば通過できる。          難しくないですよね?         つづく。    

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