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ディズニーランドに初めていく人の不安 <就活の目的>  その1

番外編
2017-01-23

番外編

 僕は就活を控えた、もしくは就活真っ只中の学生とお話する際に、こういうことをよく言います。    「就活に関する情報を収集して参考にするのは非常に大切だけど、決して本当の武器にはならないから、情報に振り回されてはダメよ」    例えば、大学で行われる就活のガイダンス。大学側としては、どうしても、自分とこの大学が抱えている学生を社会に輩出して、みんな充実した人生を送ってほしい!と考えているので、これまでの経験と実績から、スムーズに就活を乗り切ってほしいと思い、もっとも理にかなった合理的な手法と思われる手順を、学生に推奨します。    それが、「自己分析」に関する講義と、その後の「企業研究」の講義です。    これは、決して間違ってはいません。非常に有効な取り組みだと、僕も思います。でも多くの場合、この時点で大学側と学生側にある温度差が生じていることに気づいている人が、果たしてどのくらいいるでしょうか?    その温度差とは、   「大学側は、過去に多くの学生の就活をみてきて、内定をもらうまでの成功事例を、多く知っている」  「学生側は、就活初体験。果たして、どういう流れで内定に向かうのか判らない」   ということです。つまり、内定ゲットを一応のゴールとすると、スタートからゴールまでの流れが判っている大学と、ゴールが全く見えていない学生との理解度の差、ということです。    大学側は、ゴールまでの流れを知っているだけに、何とかその流れに、多くの学生が乗ってほしいと思っているのですが、学生はゴールが見えないだけに、流れに乗っているという感覚がなく、一つ一つが作業になりがち。    僕が、縁あって相談に乗る学生には、よく言うのですが、大学が推奨する手順というのは絶対ではありません。だから合わないと思えば、無理に乗る必要もないんです、本当は。    でもまだ、大学側がこの手順を、“就活の常識”だと思わず、本質を見据えて、一人ひとりの学生にマッチした指導をしているところならいいのですが、不幸なことに、学校によっては、就活って、自己分析をやって、企業研究をやって、エントリーして・・・っていう流れが、定義のように考えているところもあります。    そういう学校にしてみれば、これは定義なんだから、疑問を挟む余地はないのです。だから、不安を抱えた学生が、相談に行っても、「就活って、そんなもんなんだから。とにかく自己分析やってみなさい。やり方?この前講義で配った資料読みなさい」っていう、それこそマニュアルどおりの回答が返ってきて、学生は、一人で抱え込んで悩みが深くなる・・・という悪いパターンに陥ります。特に地方の大学によく見られがち。    これは大学側が、就活の目的を理解していないため、起こるワナです。    就活の目的って、一体なんでしょうか?     学生にとって、就活の目的は、確かに内定をもらうことです。単に、内定をもらうことが目的なら、就活の手順は絶対的なもので構わないと思います。それに乗ったら、内定がもらえる可能性が上がるんだから。    でも、ただ内定をもらうことが、就活の目的ではありません。    就活のホントの目的って、“自分が志望する企業”に内定をもらうことです。そして、会社サイドから言うと、本当に“自分の会社に入ってほしい”学生に、内定を出すことです。そして、その会社で長続きして働く。この2つが、完全に一致することが、就活の理想系になります。   つづく。 

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