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シリーズ 21 「集団モノ(面接・討論)から視えること」 GDのホンネ②

集団面接・GD
2017-10-05

集団面接・GD

グループディスカッション(GD)は、集団面接の拡大版・・・こう考えたときに、以前書いた、集団面接で致命傷にならないポイントとして、     ①空気が読めない人
②自分で作ったストーリーに固執する人
       にならないようにすれば、GDだって、“無難”に通過することができます。この2つは、合コンを例に出して、これまでに説明してきましたね。この合コンの失敗事例は、キチンと意識しないといけない。でもGDは、もっと選考が粗いんです。だって面接官にとって、視るべき学生数が非常に多いからです。これを踏まえた実体論で話すと、GDで判断できるポイントっていうのは、       ①会話が成立しているか?
②論理的かどうか?
③キチンとハキハキ笑顔で話せているか?
       この3つだけしかないんです。会話が成立しているかどうか?っていうのは、唯我独尊の演説をして、場を引かせるような発言をせず、流れに乗っていれば大丈夫だし、論理的かどうか?っていうのは、大変そうに感じるかもしれませんが、要は、普段、友達同士でしゃべるような話し方は、とりあえず封印して、敬語丁寧語を使い、あとは日本語をしゃべっていれば大丈夫。「会話が成立しているか?」とか「論理的か?」とかって、言葉で書くと、非常に重々しい印象を受けるでしょうが、実際は、接客アルバイトで、お客さんに話しかける時の話し言葉とレベルは同じで構いません。        「キチンとハキハキ、笑顔で」っていうのは、これはわかりますよね?面接官が動き回っているだけに、印象というのは、非常に大きなウェイトを占めます。        そんな大雑把でいいのか・・・?って、不安に思う人もいるかもしれませんが、でも実際問題として、そのくらいの判断しか出来ないんですよ、GDって。だって、一人の学生に的を絞って、一部始終、発言内容に聞き耳を立てているってことは、あり得ないんだから。GDを担当する面接官は、歩き回って、たくさんの学生を視なければならない訳で、それをせずに、一人の学生に集中してしまった場合、他の学生を視ることができすに、それは結果的には、会社の業務遂行という観点で見ると、職務怠慢になりますのでね。        客観的に考えてほしいのですが、もしあなたが、GDの面接官を仰せつかったとしたら、どうでしょうか?やっぱり会場全部を歩き回らないと、不安だと思うんですよ。少なくとも自分の責任範囲である、テーブルには何度か回ってみないとね。決して一つのテーブルに集中なんて出来ません。「いい学生見逃したらどうしよう・・・?」なんて、プレッシャーを感じるはずだからです。        加えて、見ず知らずのたくさんの学生が、あっちこっちでガチャガチャしゃべっているのを、立って歩きながらチェックしていく訳ですよ。想像してみてください、その図を。しかも面接官にとって大変なのは、新卒採用の場合、学生は、姿カタチがほとんど同じリクルートスーツ。髪の毛の色もクロ。見た目で識別するのも大変です。みんな同じに見える瞬間だってあるかも(笑)。        そんな状況で、GDの面接官が、学生に割り振られた、司会進行とか書記とかっていう役割を、いちいち気にしていると思いますか?気にする訳がないです。ていうか、気にしてる暇がない。多少は、頭の中にあるのかもしれないけど、司会だからあの学生がこう、書記だからこう、なんて見ている暇はあまりないです。少なくとも、優先順位はかなり下の方ですね。        もっとも、学生の役割というのは、会社サイドから視ると、別の使い道があって、見た目ではなかなか見分けがつきにくい学生の識別に用いることができるんです。後日、GDの評価シートを見返したときに、       「ああ、この学生は一番前のテーブルで、司会やってた子か」        とかって、書面と姿カタチが一致しやすいようにね。なんの識別もなければ、「あれえ、この子どういう学生だったっけ・・・?」なんてなることだって、あるかもしれないでしょ?        こんな状況だからこそ、GDの選考は、粗くなって当然なんです。よって、「笑顔で明るく、ハッタリをかましている」学生であれば、「ああ、あの子は取りあえず通過!」ってなるんですよ。何度も言いますが、学生個人個人の本質や人物像を探るのは、二次面接以降を担当する面接官の仕事なんだから。これは、「本シリーズ10」 で書きましたが、集団面接の1発目の質問に対する学生への反応と、全く一緒です。        もちろん中にはいますよ。周りの学生と同じようなリクルートスーツを来て、外見では見分けつかないけど、それでもキラリと光る学生はね。なんかその学生だけ、違ってみえたりすることもある。        一般に、学生が就活に臨む際、気がつくと皆が皆、こういった、キラリと光る学生になりたがり、そして、それを目指してしまいます。なんか、トップで通過しないと意味がない!みたいなね。        でも、皆さんはそんな学生になる必要なんて決してないんです。だって、集団モノのステップは、通過出来さえすればいいんだからね。通過するための要件は、無難な学生になる、っていうことでしたね?特にGDの場合は、この無難な学生の基準は、ESより、そして集団面接よりも、ハードルが低いんです、今まで書いてきたように。笑顔でハッタリかませていれば、ここは誰でも通過できるんですよ。だって、そんなに深いところを視ることが出来ないんだからね。しかもGDの面接官には人事の決定権がない。今まで書いてきたことは、全て線でつながっています。       つづく。  

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