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シリーズ 24 「集団モノ(面接・討論)から視えること」 どっちが先?①

集団面接・GD
2017-10-10

集団面接・GD

シリーズも終盤戦です。     新卒採用の基本的な流れである、       (1)ES選考 → (2)集団面接・GD → (3)面接(数回) → (4)最終面接       に関して、       ① (2)のステップがない、つまり集団モノの選考を行わない企業
② (2)のステップで、GD → 集団面接の順で選考を行う企業
③ (2)のステップで 集団面接 → GDの順で選考を行う企業
④ (2)のステップでは、集団面接またはGD、どちらか一方の選考を行う企業
      という命題を投げかけていました。今日から、ここの説明に移ります。        集団モノの選考というのは、あくまでも、(3)以降のステップへの橋渡しの意味合いでしかありませんが、でも一方で、上記①から④の手法を考えることによって、その会社の新卒採用におけるポリシーが、ある程度イメージできることがあります。        まず①ですが、これは、ある意味で、非常に理想的な選考手法だと思います。見ず知らずの人を判断するのに一番確実な方法は、その本人と、直接腹を割って話してみる、ということだから。集団モノの選考は、エントリーした多くの学生と顔を合わせて、しかも、効率的に選考するために産まれた妥協の産物ということでしたよね?以上の点を踏まえると、集団モノの選考っていうのは、無ければ無いに越した事はない、っていう理屈になりますね。        しかし、現実的には、①に該当する企業というのは、大企業や有名企業では、ちょっとあり得ないでしょう。有名企業や大企業は、エントリーしてくる学生数が膨大になりますからね。ES選考で通過した学生全員、個別に会いたいのはヤマヤマなんですが、それをやってると、10月1日の内定式に間に合わない。会社サイドから言うと、夏前にはある程度、内定者を絞っておかないと、次年度の組織体制と、配属が後手に回ることになる。以上から、集団モノ選考は利用せざるを得ません。        じゃあ、どういう企業が①に該当するか?と言うと、1つは、業界的に、学生に不人気なカテゴリーに属する企業です。こういう企業は、エントリーしてくる学生の絶対数が少ないので、集団モノに頼る必要がないんです。そして、もう1一つは、中小企業やベンチャー企業です。今は、ベンチャー企業という言葉自体は、すっかり市民権を得ているので、総称としては、学生も認知はしているでしょう。今、良くも悪くも世間を賑わす企業も、IT系やネット系を中心としたベンチャーが多いし、学生に人気の人材業界に属する企業も、大手と呼ばれる企業は、ごくわずかです。        でも、いざそういったベンチャー企業に、エントリーするか?と言ったら、なかなか抵抗がある人が多いんじゃないかな?学生にとっては、やっぱり大手企業がいいもんね。        こういった“就活の本音”は、正しい学生の姿だし、この時期は、まだ大手・有名企業を中心にエントリーが盛んなので、全然良いと思います。僕の新卒時における就活も、大手志向丸出しで突き進みました。「俺が中小?あり得ない・・・!」って勢いで(笑)。今は、大手には全く興味ありませんけどね。小さい会社の方が楽しいし。        話を戻しますが、実際には、学生の中小・ベンチャー企業へのエントリー数という点においては、よっぽど地位を確立している会社でなければ、少ないものです。不人気業界の企業はともかく、中小・ベンチャー企業は、まだまだ「会社を組織で動かす」っていう意識に欠けているところがあり、社長のジャッジで、全てが決まる場合が多いんです。良い悪いは別にして、社長の感性で合否が決まるといった、選考に理屈が無い場合もあったりします。こういう意味では、全ての学生に会って判断するために、初期の選考ステップで、社長がいきなり登場して選考する企業もありますね。        でも、企業と学生のマッチングという意味では、これは、ある意味、理想系だと僕は思ってます。やっぱりその会社は、社長の会社なんだから、社長の評価が高い学生を選ばないとね。        まあ、どっちにしても、①のタイプの選考を行う企業は、優秀な学生を見逃してしまう、っていう間違いが一番起こりにくい選考ですね。だから、ホントはどこの企業も①の選考をしたいんです。        次に、④を先に説明しましょう。・・・説明と言っても、これに関しては、本シリーズ中に散々書いてきましたね。要は、「時間」「お金」の効率化を図る上で、どっちに比重を置いているか?ということです。世の中には、この④のタイプで選考を行う企業が、圧倒的に多いでしょうね。        何度も言いますが、集団モノの選考っていうのは、どんなに慎重に、そしてマニュアルどおりに学生をチェックしても、優秀な学生を見逃すリスクはあるんです。これは学生サイドから視れば、「そんな無責任な!勘弁してよー!」って感じでしょうが、会社サイドから視ると、上にも書いたように年度ベースの計画があるため、会社の事業運営上、やむを得ないんです。これは良い悪いではなく、社会の現実。自分が悲劇に見舞われないように、「笑顔でハッタリ」を忘れないで下さい。       つづく。
   

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