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シリーズ 4 「自己PRのやり方・書き方論」 そもそも論③

自己PRの考え方・やり方・書き方
2018-05-03

自己PRの考え方・やり方・書き方

この時期、自己PRで悩んでいる学生は多いでしょうね。特にキーワードありきで、自己PRを完成させてしまうと、妙に薄っぺらい出来上がりになってしまい、結局不安から逃れられない・・・ってことになりますね。僕は、これを「キーワード症候群」と呼んでますが。
 このシリーズで、自己PRの本質について書いていくんだけど、就活、特に面接を乗り切るテクニック論だけで言うと、自己PRは薄っぺらくても、内定は出ます。何故かというと、面接官というのは、学生が話してる内容そのものに関しては、それほど興味を持ってないからです。
 事前に寝る間も惜しんで、一生懸命考えた自己PRを暗記して面接に臨む学生には、肩透かし的な話になりますが、人物像やキャラは、話の内容だけでは伝わらないものなんです。特に暗記したような内容では、本質は判らない。国会での所信表明演説なんかで、首相が、原稿をそのまま読んでいる姿は、ある意味、着飾った置物と同じなので、キャラは伝わりませんよね?それと一緒です。
 そうではなくて、話をしてる姿や表情、言葉の使い方とかで、相手のキャラって、なんとなく判ってくるものです。特に、初対面の場合の話が合う合わないって、実は話の中身そのものではなく、醸し出す雰囲気や波長などに影響されているんです。
 飲み会とか合コンなんかで、そんな経験ないですか?飲み会の席では、俺は、劇団四季が大好きで・・・なんて言ってたから、なんかいい趣味だなあ、私も結構好きなんだよね、って思い、じゃあ、ハムレット観に行こうよ、ってデートに誘って行ってみると、実際には、大イビキかいて寝てた、ムカつく!みたいな感じ(笑)。
 この次、またデートがあるかどうか?は、彼のその後の頑張り次第ですが(笑)、少なくとも、飲み会の席での彼の話とは、実際は違っていたわけです。彼は、別に劇団四季にはそれほど興味がなかった。でも、飲み会で感じた彼の印象は決して悪くなかったから、一緒に観にいこう!って、デートに誘ったわけですよね?飲み会における、彼のキャラの見極めには、そこで彼が熱く語った劇団四季が好き云々の真偽は、二の次になるんです。
 あ、ちなみに、劇団四季の話、僕の実話です(笑)。
 このように、初対面における人物像の把握って、しゃべってる内容なんて、ハッキリ言って二の次なんです。そこを疑ってかかると、かなり腹を割って話さないといけなくなるからね。よっぽど無理して、私に話を合わせてるなあ・・・っていうことが、話を聞いてて判ってしまう場合もあると思いますが、これは、話の中身そのもので判ったんではなく、やっぱり、彼の話し方や表情、雰囲気や波長といった、外的な要因から判断できたはず。
 だから、自己PRは薄っぺらくても、間違いとはいえない。
 でも、就活の本当のゴールって、内定じゃなくて、入社して長続きするってことですよね。実際にデートに行って、劇団四季の席で、イビキかかれたら困るし幻滅するしムカつくわけですよ。話が違うじゃーーーん!って。
 その会社で毎日働きだすと、どうしても薄っぺらの自分じゃなく、邪心も含めた本当の自分を越えることはできないから。
 面接官は、学生の話す自己PRを疑ってはいません。信じようとします。何度もいうけど、そこを疑いだすと、その学生の本質は見えないから。
 でも、薄っぺらい自己PRを信じて、それを前提にキャラを把握して内定を出したとして、学生がその会社に入って、もし万が一、鬱とかになってしまったら、面接官としては、その時初めて、話が違うじゃーーーん!って言うわけですよ。決して面接時に、ホントかよーーー?とは言わないんですね。もちろんホントかどうか?の話の整合性は、合わせようとするんだけど。それが質問の回数によって表されます。
 だから、自己PRは、素の自分を言葉にして、邪心も含めた本当の自分を伝える方が、結果的にはうまくいくんです。面接でいくら落とされようが、自分の素を伝えたのだったら、落ちたほうがいい。だってその会社では、自分の素では、受け入れてもらえないってことだからね。
 でも必ず、素を受け入れてくれる会社はあります。就活って、その青い鳥を探し出す行程なんです。だから、いくら落ちても、前を向いてたくさん会社を受けないといけないわけです。そのための武器が自己PRということになってくるので、ここでジックリ自己PRの本質を学んでおきましょう。
つづく。

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