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シリーズ 12 「自己PRのやり方・書き方論」 本当の自己PRとは①

自己PRの考え方・やり方・書き方
2018-05-16

自己PRの考え方・やり方・書き方

 この時期、ESや説明会に追われて、焦りもあるし、逃避したい心境に駆られている人も多いでしょうが、今は何よりも、自分軸を固めるということを、最優先してほしいんです。自分軸が曖昧になっている学生であればあるほど、自分を表現するという点、つまり、自己PRをするという点において、いくつか勘違いしていることが多く見られます。
 自己PRというのは、自分のことを第三者に判ってもらうために、自らアピールすることですが、これが、なかなか難しい・・・と考える学生は多いです。
 このシリーズでは、ここまでに、自己PRのそもそも論の説明と、会社側の視点である採用スペックの説明をしてきました。
 ここで、学生サイドの視点に戻ろうと思います。具体的には、【キーワード+エピソード】型と、【外見+第一印象】型の2つの自己PRのうち、【キーワード+エピソード】型の考え方とやり方論です。
 自己PRを難しいと感じる学生、そして、特に今現在までに就活がイマイチうまくいってない学生に関して、全般的に言えることは、
①自己PRの考え方の方向性がそもそも狂っている
②本音ベース・ぶっちゃけベースの「働く動機」を言葉に落とし込んでいない
③自己PRと採用スペックが全くリンクしない

 この3つが、ごちゃ混ぜになっているということが挙げられます。
 このうち③については、学生にはちょっと難しいかもしれない・・・と以前に書きました。まだ社会で働いたことがない学生にとって、企業の採用スペックというのは、なかなかイメージするのは難しいからね。だから、これはひとまず置いておきます。
 ②の「働く動機」 は、入社後の「働く動機」を考えることで、クリアできることが多いものです。入社後の働く動機は、熱意となって面接官に伝わるので。
 問題は①です。自己PRとは、自分のことを第三者に判ってもらうために、自らアピールすることなんですが、考え方の方向性が間違っていると、絶対に相手に伝わりません。
 考え方の方向性とはどういうことでしょうか?それは、「自己分析シリーズ3」 の中で書いたことなのですが、ちょっと抜粋。

学生の皆さんが、適性試験の結果で陥りやすい落とし穴は、出てきた結果を信じて、もっと言うと鵜呑みにして、その結果から自己分析をやり始める、ということなんです。適性試験の結果に洗脳されてしまうんですよね。・・・まあもっとも、これは先が見えないがゆえに仕方ないことではありますが。
「・・・自分の長所は、真面目で粘り強いって思ってる。短所は、引っ込み思案でおとなしいこと。今日の適性の結果にも、そんなことが書いてあったし。・・・やっぱり自分はそうなんだ!」
っていう感じ。このやり方は、間違ってはいないとは思いますが、正しくもない。少なくとも、自己分析の方向性と進め方は違う。この手順は、就活の目的から逆算して、今を考えてはいません。

 ・・・っていうところ。全ては、これに集約されると言っても過言ではありませんね。
 とにかくキーワードありきで考えては、絶対にダメなんです。キーワードありきで自己PRを考えると、間違いなくエピソードの方を、強引にキーワードに強引につなげてしまいます。
 それと、もう一点。キーワードありきの弊害は、過去の掘り起こしをする時に、
①キーワードに絡みそうもないトピックを、初めから切り捨ててしまう危険性がある
②自分で考える、自分の良いところばかりをピックアップしてしまう危険性がある

 という2つの危険性を生み出します。これでは、第三者に本当の自分を伝えきることは出来ませんね。
 新卒採用では、今の自分を正直に語ることが、面接官に本当の自分を伝えきることになります。今の自分を正直に語るということは、良いところ以外のトピックも思い出していかないとダメなんです。
つづく。

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