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シリーズ 26 「自己PRのやり方・書き方論」 本当の自分っているのかな?

自己PRの考え方・やり方・書き方
2018-06-01

自己PRの考え方・やり方・書き方

自分の悪いところをアピールする、ということについて、掘り下げます。
昨日は、マイナス志向ということを例に取りましたが、マイナス志向に限らず、例えば、
「周りの動向が、気になって仕方ない」
「友達と普通に話しているけど、実は冷めている」
とかも、よくある事例でしょう。僕なんかも、すべてこれに当てはまります(笑)。
 就活で、必要以上に悩んだり、あと、現時点で就活がイマイチうまく進んでいない、という学生はたくさんいますが、そういった学生に、非常に多く共通するのが、このような“自分の悪いところ”だけが浮かび上がる、という点です。特に鬱っぽくなっている学生は、全てが悪循環ですね。
 でも、ここで断言したいのは、自分の悪いところだけが浮かび上がってくるのは、人間なら誰しもそうである!ということ。だから、自分の周りでイキイキ明るく就活をやっているように見える友達や、プラスのエネルギーを発している人だって、心の中では、ネガティブな要素を秘めて悩んでいるはずです。「俺って、優柔不断でダメなヤツだ・・・」なんてね。
 それが邪心です。邪心は、全ての人が持っている要素。持っていない人なんて存在しません。
 それでは、イキイキ明るく振舞ったり、プラスのエネルギーを感じたりする人と、自分自身とは、一体何が違うのでしょうか?
 それは、イキイキ明るく振舞ったり、プラスのエネルギーを感じたりする人ほど、“良いところ”と“悪いところ”の両方とも本当の自分である、ということを理解している、という点です。たったこれだけの意識の差で、自己PRって、ガラッと変わってきます。
例えば、よくこういう人がいます。上にも例として挙げましたが、
「私は、友達の前では嫌われないように、受け答えも明るくするし、笑顔で対応しているけど、本当の自分って、冷めてて、そんなことホントはしたくないのに、仕方なくやってるんだ。人前では、本当の自分が出せないんです・・・。」
結構いますよ。
 これは、全てのことに通じるのですが、まあ、就活に限って言うと、就活がイマイチうまく行かない・・・と思っている学生になればなるほど、この「本当の自分」にこだわる傾向があります。
「本当の自分」・・・って何でしょうね?
 上の例で悩んでいる学生の場合、「本当の自分」とは、人に見せている自分ではなく、冷めている自分の方でしょうね。言い方を換えると、人に見せている自分は、ニセモノである、ということになりますね。
 でも、これは間違いです。人に見せている自分も、冷めている自分も、どっちも立派な「本当の自分」です。だって自分の行動なんだからね。
 自己分析を行ったり、自己PRを考えたりする際に、「本当の自分」と「ニセモノの自分」を分けて考える学生ほど、就活がうまくいかないことが多いものです。これは、意識して分けているか否か?にかかわらず、です。
 『本当の自分 = 邪心・悪いところ』 
 という認識から、自己PRを考える際に、どうしても、この自分で考える「本当の自分」を抹殺しがちです。
 そうすると、結果的にオセロの白の面か黒の面か、どちらかだけを見て、ああだこうだと論評していることと同じになります。オセロのコマは白黒一体。2つで一つ。白と主張する人も、黒と主張する人も、どちらも間違ってはいないけど、それだけでは正しくはない。つまり、本質を表現してはいないんです。
 自己分析も、これと全く同じです。人に見せている自分も、冷めている自分も、「本当の自分」として、真正面から素直に捉え、掘り起こしていかないと、精度の高い分析にはならないし、第一、いつまでたっても自分に対する自信が生まれてこないことになります。これって、生意気盛りの学生時代においては、非常に不幸なことなんです。過剰なまでの自信というのは、学生を前に進ませる最大のエネルギー源である・・・と僕は思っているし、大事なことだと認識しています。
それでは、全ての言動は、本当の自分である!と、考え方を変えてみたらどうなるでしょうか?
どうなると思いますか?
つづく。

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