twitter facebook お問い合せフォーム

シリーズ 31 「自己PRのやり方・書き方論」 お弁当の説明できる?③

自己PRの考え方・やり方・書き方
2018-06-06

自己PRの考え方・やり方・書き方

 昨日は、「♪これくらいの お弁当箱に♪・・・」っていう歌を例にとって、基本情報の重要さについて触れました。
 自己PRにおいても、この基本情報を、面接官にうまく話せるか?伝えられるか?によって、精度が変わってきます。
 自己PRに限らす、面接は自由なコミュニケーションなので、ファーストフードの接客対応のように、決まりきったマニュアルなんてありません。だから、自己PRの作り方に決まりなんてありません。人の自己PRのやり方と、自分の自己PRのやり方は、違っていて当然のということ。
 しかし一方で、自己PRは、自分の本質を伝える最大のチャンスです。だから、作り方は自由にやればいいのですが、精度だけは上げないとね。面接官に、本質が伝わらずに、「判断つきかねる人」になってしまうと、自分の可能性をシャットアウトしてしまうことにつながり、もったいないからです。
 それでは、自己PRの基本情報とは、なんでしょうか?ちょっと事例を挙げます。

面接官 「それでは簡単に自己PRして下さい」
学生A 「はい。私には根性と責任感があります。大学入学時から始めた接客のアルバイトでは、自分で決めたシフトは、一度も破ったことはないし、そこで3年間ずっと続けています。行きたくない日や、友達と遊びたい日もありましたが、自分の身勝手な行動が、バイト先に迷惑をかけるのが嫌で、バイトを休んだことがありません」

 こんな自己PRを学生。結構いますよ。
 上にも書いたように、自己PRは、難しく考えず自分流に作ればいいので、このA君の自己PRだって、間違いではありません。ブログでは文字だけですが、A君の【外見+第一印象】型の自己PRや、話の抑揚等によっては、これだけで、十分に説得性と納得性がある可能性もあります。
 でも普通は、A君のような自己PRでは、説得性と納得性は得られません。なぜかというとA君は、基本情報の説明を怠っているからです。これは、正しいとか間違いとかっていう問題ではなく、自己PRの精度の問題です。
 面接官が、自分の回答に対して、むやみやたらに突っ込んでくる場合は、決して圧迫ではなく、多くの場合A君のような、精度の低い自己PRを掘り下げていって、何とか説得性と納得性も見出そうとする面接官の真剣さを示すバロメーターでもあります。学生の良いところを、率先して理解しよう!としているからこその突っ込みです。
 過去の「圧迫面接シリーズ」 でも触れたのですが、学生が圧迫感を感じる源泉は、学生側の、回答の精度の低さに由来することが多いものです。面接官は、ただただ、社会経験不足でマニュアルどおりの回答に支配され、しかも、緊張している学生の本質を見出そうと、一生懸命なだけなんです。
 それでは、A君のこの自己PR、なぜ精度が低いと言わざるを得ないのでしょうか?この自己PRに言う、基本情報とは、どんなことでしょうか?その基本情報があるかないか?で、説得性と納得性が本当に出るのでしょうか?
ちょっと区切ります。皆さんも基本情報について考えてみて下さい。


▲PAGE TOP