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シリーズ 36 「自己PRのやり方・書き方論」 お弁当の説明できる?⑧

自己PRの考え方・やり方・書き方
2016-05-09

自己PRの考え方・やり方・書き方

 基本情報の大切さについては、理解してもらえたでしょうか?自分にとって当たり前の情報って、端折って話してしまうことが多いんです。これは面接に限らず、日常の会話でも、よくある話ですよね?
 しかし、これでは聞き手には、正しく主旨が伝わりにくい。
 高校時代の内輪話で、いくら盛り上がって爆笑の連続だったとしても、その臨場感を、大学時代の仲間に伝えることって非常に難しい。原理はこれと一緒です。
 もちろん、基本情報ばかりをダラダラ話すことは良くないのですが、自分がアピールしているキーワードを備えた自分が、キチンと面接官のアタマに浮かんでいるだろうか?という視点で精度を上げていくことが重要です。
 精度を上げるためにどうすればいいかというと、友達等に聞いてもらうのが一番なんですが、聞いてもらうべき友達も、出来れば高校時代の友達を選びましょう。
 なぜかと言うと、自己PRは、大学時代のエピソードを題材に構成するものだからです。まさに上に書いた原理に基づきます。大学時代のエピソードというのは、大学時代の友達であれは、端折った話を聞いても、全体をアタマにイメージすることが出来やすいはずです。だって基本情報を共有しているんだから。
 対して高校時代の友達は、その基本情報を共有していません。だから、自己PRの精度を上げるには、一番の相手ですね。
 さて、ここからは基本情報とは直接係わることではないのですが、A君の自己PRに対して、聞きたくなる質問事項として、以下の質問を挙げました。
「ところで、Aさんの趣味ってなんですか?」
「友達って多い方だと思いますか?質と量、どっちを優先しますか?」
「友達と遊ぶ時って、どんなことして遊んでる?飲みばっかりとか(笑顔で)?」

 これらの質問は、A君の人物像を立体的に把握したい、という想いがあります。
 面接時において、候補者の自己PRを聞くことは、非常に有意義で、人物像把握にうってつけの質問なんですが、一方で、自己PRほど当てにならないものはありません。
 自己PRというのは、ほとんどの会社で聞かれる質問事項であることは、学生なら誰でも知っています。知っているから面接に挑む前に、入念に考えまくります。そして、いかに自分がスゴイ人物であるか?をコンセプトにして作りこんでいきます。そうして作りこんだ自己PRを、基本的には丸暗記し、面接直前までアタマで反芻しているものです。
 ここまで約3年間の大学時代の中では、色々な経験をしています。毎日淡々と変わり映えなく過ごしているようでも、振り返ると色んな出来事が、アタマに浮かんでくるはず。そういった出来事の中から選んだエピソードというのは、学生にとってある種のクライマックス体験である可能性が高いんです。それを聞くこと自体は、人物像を探るのに有効です。
 しかし一方で、丸暗記している自己PRというのは、臨機応変さがなく、しかもキーワードが、本当に候補者の人物像を表現しているかどうか?は疑問なので、自己PRだけで判断するのは、危険なんです。当てにならないというのはそういうことですね。
 だから、自己PRそれ自体は、面接官は流して聞いています。候補者の本当の人物像を見出すのは、そこからの突っ込み次第。
 そういう目的で上記3つの突っ込みが質問というカタチで、投げかけられることになるケースがあるんです。
つづく。

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