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シリーズ 28 「個人面接はキャバ嬢の法則」 デキるキャバ嬢は準備するのです 

個人面接・最終面接
2017-06-07

就活における、「準備」に関する続きです。   面接官の質問に、「わかりません」と言わないための「準備」ということを、前回書きましたが、もう一つやってはいけない大事な要素があります。こっちの方が、学生が苦手な要素かもしれません。    何かというと、準備段階で色々ピックアップした自分を語るキーワードを、自分で都合よく取捨選択してしまうということです。この場合の準備段階というのは、自己分析の段階です。    都合よく取捨選択をするとは、どういうことかというと、「自己 PRのやり方論シリーズ」 後半で書いた、自分の中の邪心の部分を、面接では使えない!使ってはいけない!と脅迫観念を持ってしまい、捨ててしまうことです。    邪心を捨ててしまうと、自分を語るための武器としては、非常に薄っぺらいものになってしまいます。邪心や自分の悪いところだって、立派なアピールポイントであるにも係わらず、その武器を自分から捨ててしまうのは、非常にもったいない話。    そして何よりも問題なのは、邪心を意識的に捨ててしまうと、個人面接でボーっとできない、ということにつながってしまうんです。つまり、「面接官の言うことに対して、アレコレ考えてしまう」ことになってしまう、ということです。    このことがよく判るのが、本シリーズ 23の「学生と面接官」の会話 です。この例に登場する学生は、事前に「準備」したものから、自分にとって都合のよい、良いところだけを選りすぐって回答しようしています。これはダメ。    何度も書いていますが、会社サイドにとっての面接の目的は、その会社にハマる学生を選ぶことなので、学生が、自分の良いところだけを言って、面接官に興味を持ってもらおうとしても、これでは逆効果なんです。だって、自分が良いところだと思っていることだけ言っても、絶対に相手には良いところとして、つまり納得性と説得性のある言葉として伝わっていかないんです。    一般に、人間の良し悪しっていうのは、比較論なんです。短時間で面接官が学生を把握するには、   「この子は、ちょっと消極的な点が見受けられるけど、でも、性格的には負けん気強そうだし、ウチの会社で少し修行すれば、すぐに克服するんじゃないかな?」    とかっていう風に、良いところと悪いところを比べてイメージしていくことが、一番効率的なんです。    理屈っぽく難しい表現をしましたが、これは簡単なことです。飲み会でナンパしてきた男と、次のデートがあるかどうか?を判断する時って、恐らくこのような判断をしていると思います。    特に個人面接で、しかもそれが最終の場合は、学生の長短全部が、ある程度見えないと、会社サイドとしては怖くて採用できない場合ってあるんです。学生というのは、働いた実績がなく、全てはポテンシャル評価なので、良いところだけアピールしてくる学生は、万一その良いところが会社で発揮できなかった場合、どう転ぶか判らないから。    個人面接は、スケベな面接官が、気に入った学生を口説こうとしている段階。だから面接官の質問には、素直に回答すること。素直に回答すればするほど、面接官は喜びます。スケベな男は、NO,1キャバ嬢と話がスムーズにできると単純に喜びます。勝手に自分から盛り上がっていきます。    「いやあ、○○ちゃんはそういうけど、それは大丈夫だよー!」
「それは○○ちゃんの考えすぎだよ。真面目なんだねえ。」
    みたいに、素直に回答すれば、何を言ってもプラスで解釈してくれます。でも、キャバ嬢が自分に都合の良いところだけの話に終始すると、口説きモードの男は、キャバ嬢の話をフォローできすに、気合が空回りしてしまうんです。    好きな子や気になる子が、恋愛とかで悩んでいるときに励ます時って、どういう風にしますか?   「私って、本当にダメだな・・・。なんでこんな性格なんだろ・・・(泣)」    「そんなことないって!○○ちゃんは全然悪くないよ!真面目に正面から取り組んで来たじゃんか!」    なんて感じで、相手のマイナス発言をプラスに変えようと頑張るでしょ?原理はこれと一緒です。このほうが、話甲斐があるしね。    準備したものを、勝手に自分で取捨選択せずに、素直に使ってボーっと構えること。「短所を言ってはいけない」といった“就活の常識”に侵されている学生にとって、実行は難しいかもしれないけど、この意識が持てれば、面接が、普段の生活の延長線上にあるイベントで、全く怖くないんだなあ・・・って実感できるんですけどね。   つづく。                 

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