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シリーズ 34 「個人面接はキャバ嬢の法則」 マイペースの限界②

個人面接・最終面接
2017-06-13

個人面接・最終面接

 本番の面接官は、擬似面接官と異なり、ナアナアである・・・これは、ヒトがヒトを判断する、という行為であるからこそ起こることです。      擬似面接で面接官を担当したり、学校の就職課で学生の自己PRや志望動機の指導をしている先生が考えているのは、        「この学生の自己PRを内容のあるものにして、説得力あるものにしないと!」 」        ということです。学生は、これまでの人生の中で、オフィシャルな場で自分をアピールするなんて、やったことがありません。自分のことをアピールするのは恥ずかしいと思うはず。だから自己PRも、上っ面のものが多くなります。          これを何とか矯正して、内容のあるものに変えていき、ビジネス会話ができるようにさせようと、擬似面接官は試行錯誤する訳です。この労力は意外と大変なんです。        でも、擬似面接の有効性はここまで。つまり、学生のアピール内容を、しっかり精度高く説得力のあるものにするまでが、擬似面接の役割です。          でも本番の面接官は、もっと先を視ています。        本番の面接官が視ているものって、なんでしょう?それは過去に何度も書いてきているように、       「この学生は、当社の採用スペックにハマるかな?ウチに入社したらイキイキと働いて、成長に貢献してくれるかな?」        っていう視点です。つまり会社の思惑が先に立つということ。        擬似面接官は、経験不足の学生を叱咤激励して、何とかレベルを上げよう!とすることが優先して、学生がエントリーする会社の採用スペックや思惑まで頭が回りません。ていうか、判らないんです。なぜなら、ほとんど全ての擬似面接官は、企業での面接官、特に最終面接を担当したことがないからです。つまり、自腹でキャバクラに行って、NO,1キャバ嬢を指名したことがないヒトということです。        だから、擬似面接も「準備」段階。ここで色々なことを言われても、決して凹む必要はありません。就活のゴールというのは、志望する会社に入社して、イキイキと自分のパフォーマンスが発揮できることだから。        本番の面接官が知りたいのは、精度の高い自己PRや志望動機ではなく、この学生の普段の人物像は、どんなタイプなのか?っていうこと。入社後の仕事は、普段の人物像の方が全面に出ます。決して自己PRの自分ではないから。        だから、決して自己PRが優秀だからといって、内定を出す訳ではないんです。普段の人物像を知るためには、口説きモードになって、本当に目の前の学生に興味を持って接しないと、絶対に判りません。だから、質問の内容は学生によって違ってくるし、学生の回答によって、また次の質問も変わってくるんです。        しかも口説きモードということは、面接官は、基本的には学生を好意的に視ようとしているので、学生がしゃべった内容を否定することもないし、そこから視える本質を探ろうとします。        ・・・理屈として言葉にすると、本番の面接官って、メチャメチャ高度なテクニックを駆使しているような印象を受けますが、全くそんなことはなく、要は口説いてるということ(笑)。合コンで、好きな子を落そうと頑張ってるヒトは、みんな本番の面接官の素質があります(笑)。そういう時って、結構ナアナアでしょ?ナアナアというか、遊び心があるというかね。ガチガチのストーリーに固執したら、絶対に口説けないから。        擬似面接の限界と、本番の面接の本質。この2つは、似て非なるものです。根本的に役割が異なるんだから。だから、擬似面接であまり完璧に振舞うと、学生は知らないうちに、質問の項目や順番も想定してしまいがち。これは、擬似面接と本番の面接を同じ座標軸で捉えていることと同意です。        こうなると絶対に、「仕方ないから、口説かれてやるか」モードにはなれなせん。本番の面接官はナアナアなのに、自分だけ頭のカタイ人になっているんだから。そうなると面接官も大変ですよね。        ナアナアな面接官は、質問の項目や順番には絶対にこだわりません。全ては目の前の学生ありきです。質問の項目や順番にこだわっていると、NO,1キャバ嬢にはなれませんよね?       つづく。  

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