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シリーズ 15 『素の自分→自信→自己PR』のつなぎ方!(手のひら理論)

自己PRに自信を持つ!
2017-04-03

自己PRに自信を持つ!

Bさんの「手のひら」探しに戻ります。     で触れたように、Bさんは、居酒屋のアルバイトを自己PRのネタにしました。前にも書いたように、本当にシャレにならないくらい激務な環境で長い間やってきた中で、自分の「その場の状況をすばやく判断できる」という特長が発揮されていたネタとして、「接客の際は、メニューを見ているお客様にはタイミングを見計らい、こちらから声をかける」という行為を選んだ構成になっています。    
 もちろんこれはこれで間違いはないんでしょう。実際に居酒屋のホールでバイトしてる子で、機転が利かない子だってなかにはいるし、そういった意味では、立派な長所ですね。      ただこれはあくまで「一本の指」。Bさんが、なぜそんな激務な環境の中で、「その場の状況をすばやく判断できる」行動が取れていたのか?っていう大元を掘り起こして言葉にしておかないと、面接ではすぐにアップアップになってしまうでしょう。僕が面接官なら、こういうことを質問したくなります。               面接官 「それでは、簡単に自己PRしてみてください」             Bさん  「はい。私の強みは、その場の状況をすばやく判断できる、ということです。居酒屋におけるアルバイトでの接客の際は、メニューを見ているお客様にはタイミングを見計らい、こちらから声をかける、といったことを行ってきました。相手の本心に気づけるよう、常に気を配りながら、機転を利かして人と接することができます。」           面接官 「それって、他の店員さんもそうじゃなかったの?というより、メニュー見てるお客さんに声をかけるのって、ホールなら当たり前じゃないのかな?」            これは、聞くほうとすれば当然の疑問なんですが、Bさんに限らず、一般的な学生というのは、「一本の指」しか見えてないので、こういう返しをされると、とたんに言葉につまってしまいます。          もちろん言葉がつまる要因は、面接という空気がピンと張った非日常的環境、会場の作り、面接官の威圧感などにも要因があるんですけどね。          でも実は、自己PRを「手のひら」を意識して作っておくと、「他の4本の指」も見えるようになるし、面接官の返しに対しても、普通に回答できるようになるんです。「手のひら」が見えていれば、実は面接会場や面接官の威圧感に起因するアップアップは、ほぼ激減します。          ところで、Bさんの場合。Bさんはの、【学業以外で力を入れたこと】という質問に対して、やはり居酒屋のアルバイトネタを持ってきていました。そこでは「リーダーになった」というキーワードが登場します。          アルバイト、特に飲食店のアルバイトでリーダーになるというのは、実はめずらしいことではありません。これは、飲食店舗のビジネスモデルにつながる要件で、経営サイドでみれば、リーダーになるのはアルバイトの方が全てにおいて効率的なんです。このシリーズではテーマが違うので割愛しますが、飲食店舗とアルバイトリーダーの相関に興味ある方は、個別にメッセください。          Bさんの【外見+第一印象】型の自己PRは、前にも書いたようにガツガツがっつり系ではありません。見た目はおとなしそうで、か細い感じの子。そんな子がリーダーとして一年半働いていたというのは、あまのじゃくな社会人である僕の目から見れば、まず以下の印象が頭に浮かびます。         「あ~~、Bさんがバイトして店は、よっぽどバイトの離職率が高かったんだろうなあ・・・」          つまり、Bさんは激務環境の中、すぐに辞めずに続けていたから、使用する側からすれば、リーダーにして安心、みたいな感覚があったのではなかろうか?という見方です。それくらい学生が「人より秀でている」アピール材料だと思っている「バイトのリーダー」というのは、面接官から見れば「その他大勢」の範疇です。          でも一方で、同時にこういう印象も持ちます。         「Bさんは、見た目はこんな感じなのに、なんでそれほど厳しい環境の中、一年半も続けられたんだろうか?」          この視点の先に、実はBさんのすばらしい「手のひら」が眠っているんです。         つづきます。      

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