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シリーズ 19 「自己分析の考え方・やり方・書き方論」 仕事の適性

自己分析の考え方・やり方・書き方
2017-11-19

自己分析の考え方・やり方・書き方

 ここまで事務職を例に挙げて、ごくごく一部ですが、その仕事内容を説明してきました。
 このように、どんな仕事であっても、外からでは決してみえない中身っていうのが必ずあります。ずっと以前、仕事っていうのは、エスカレーターの手すりラバーみたいなものだということを書いたことがあります(こちら )。その見解に従うと、まさにエスカレーターの下を廻っている部分が見えない中身です。
 これは僕のように、今まで色んな業界に携わって、社長さんとある意味対等なスタンスで、たくさん面接を受けてきた人間であっても、入社前と入社後では、ギャップを感じることがあります。面接でいくら腹を割って本音ベースで話ができたとしても、その社長さんが、会社の裏側を余すところなく暴露してくれたとしても、僕がどう感じるかは別物だし、その社長さんと実際仕事をしてみた時にどうなるかは、これはやってみないと判りません。つまり、エスカレーターの下を廻ってる部分は、実際に潜り込んでみないと判らない、ということです。
 ましてや、働いたことがない学生であれば、見えてる部分はごくごく一部。その見えていると思ってる部分も、実はまやかしかもしれません。
 このギャップは良い面もあれば悪い面もあります。多くの場合、新卒社員にとっては、悪い面や不安を煽る事項がクローズアップされるものだけど。これはネットで出回る情報や口コミネタをみると一目瞭然ですね。
 しかし、会社の仕事のほとんど全てがみえないということは、言い方を変えれば、社会における自分の適性なんて、今の自分では絶対に判らないということ。エスカレーターの下の部分を見ることができるのは、あくまで社会人になってからです
 よく、社会人になった先輩から、「いやー、色々大変だよ。お前今年就職活動だよな?ウチの会社だけは来ない方がいいぞ」って、言われたりする場合ってありますよね。その先輩が、なんでそういうことを言えるのか?と言うと、実際に会社員になり、エスカレーターの手すりラバーの下を廻ってる部分を見たからです。経験っていうのはそういうものです。
 自己分析を行う際に、絶対にやってはいけないのは、
就活を意識しながら自己分析を行う」
 ということです。矛盾しているように感じるかもしれないけど、これは真理です。
 就活を意識するのは、自己PRを考える時点からです。自己分析の時点で就活を意識すると、絶対に自分の本質は見えてこないし、自分の素も把握できません。
 会社サイドから視ると、仕事の適性というのは、学生が考える以上に幅広い見方があります。学生が、今の自分の性格やキャラ、あと価値観で、本当に社会人になれるのかな?・・・なんて考えたとしても、それは何の心配も要りません。だって、学生から視えるものって、エスカレーターの手すりの上に出てる部分であり、しかもごくごく一部だからです。
 仕事の適性というのは、エスカレーターの手すりの下を廻っている部分で決まってきます。
 自己分析がなぜ難しく感じるのでしょう?なぜワクワク感を持って楽しくできないでしょう?それは、無意識のうちに、会社の仕事にハメ込もうとしてしまうからです。しかも絶対に見えないエスカレーターの手すりの下部分まで網羅しようとしているからです。これでは絶対に自分の素は言葉にできないですね。
 就活でやるべきことの中で、自己分析だけは、就活を切り離して行う必要があるのに、一緒くたになってしまっている・・・ある意味仕方ないことなんですが、これでは先へ進めない。
 唯一、仕事を基準にするとしたら、自己分析の取捨選択の基準は、「働く動機」 です。本音ベースのぶっちゃけベースの動機です。
 以上のような理由から、過去の自分の掘り起こし作業は、自分の主観丸出しで、ダラダラ書くということを忘れないでくださいね。
つづく。



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