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シリーズ 24 「自己分析の考え方・やり方・書き方論」 修行期間を思い出そう。

自己分析の考え方・やり方・書き方
2017-11-26

自己分析を行う際に大切なポイントとして、キーワード症候群に陥らないことと、ご都合主義隊に参加しないことの2点を挙げて、その主旨を説明してきました。まあ、自己分析は価値観の把握である、ということに基づけば、これって当然のことなんですけどね。
 とかく学生は背伸びした自分をベースに自己分析をしたがる。面接では自分のスゴイところをアピールしないといけない!という勘違いをしてしまっているから起こるんです。面接でアピールするのは、ありのままの自分であって、スゴイ自分ではないんだけど。
 巷では、自己分析のマニュアル本も売られています。ネットでも自己分析に関する情報が流れています。学校のガイダンスでも、自己分析の重要性が叫ばれています。自己分析って、ここまで大切な作業なのに、どうして多くの学生が不安に陥るかと言うと、自己分析がそもそも価値観の把握であるということ、そして正しい妄想の仕方が理解できていないからです。ていうか、もっと言うと、自己分析の本を書いている著者自身もその辺りが判ってないなあと個人的には思いますね。
 話を戻しますが、正しく自己分析を行ったら、例えばアルバイトの経験を掘り返す際に、どういう感じになるでしょう?
 そのアルバイトはいつ始めたんでしょうか?また、そのバイトはどうして見つけたんでしょうか?どうしてそのバイトに興味を持ったんでしょうか?当時はバイトをする必要性をどう考えていたんでしょうか?最終的にそこに決めた決め手は何だったでしょうか?
 そのバイトを始めた当初、特に初日から1週間くらいの感覚って覚えてるでしょうか?どんな気分だったでしょうか?
 当初の人間関係はどんな感じだったでしょう?どのくらいの人間が働いていたでしょう?最初に指示された仕事は何だったでしょう?やってみてどうだったでしょう?どう思ったでしょうか?その時に指示した人の対応はどんな感じだったでしょう?
 ・・・なんて、挙げていけばキリがないんだけど、そうやって、まず始めた当初に限って言っても、思い出すことはたくさんありますよね。
 どんな仕事でも、どんなに周りから信頼されている人でも、仕事を始めた当初から、周りの信頼は得られません。信頼を得られないということは、リーダーシップを発揮する場面なんてありません。これはちょっと考えれば当然のことです。まずは周りに覚えてもらって認めてもらって、現場の空気を理解しないといけない時期というのは必ずあります。修行期間ですね。
 周りに認めてもらえるまで、自分の居場所を見出すまで、仕事が見えてくる前までというのは、なかなか気が重いはず。職場の人間関係の中に溶け込んでいないから、憂鬱な時期もあるでしょう。でもそういった環境下で、自分はどうやって周りに認めてもらったか?何かキッカケがあったのか?そういうことを思い起こしていくと、連鎖反応で、そういえばあんなことがあったなあ・・・なんて思い起こされるはずです。
 アルバイトに限らず、新しい環境に飛び込んでいく際に、こういった修行期間における対応の仕方は、新社会人として新しい会社に飛び込んだときにも、必ず反映されるし、仕事を覚えていく過程、周りの人に認知されていく過程における自分の出し方にも反映されます。それこそがありのままの自分であり、注目すべきは、リーダーで活躍している自分ではなく、リーダーとして認められた自分ということになるかな?

つづく。

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