twitter facebook お問い合せフォーム

シリーズ 27 「自己分析の考え方・やり方・書き方論」 僕の掘り起こし(2)

自己分析の考え方・やり方・書き方
2017-11-30

自己分析の考え方・やり方・書き方

 僕のアルバイトは、「お金を稼ぎたい」「出会いがほしい(特に女の子)」という2つの動機によって、ほぼ決まりました。何となく職場に大人の女性がたくさんいて、刺激もあって・・・なんて妄想しまくりです。仕事内容なんて、どんなものだろう?とか、全く考えてはいませんでした。
 しかしアルバイトを始めた当初は、当たり前ですが、仕事なんて出来っこない状態。組織の中でアルバイトなんて今までやったことないんだから、動き方も判りません。
 加えて、別に研修期間がある訳でもなく、いきなり売り場に出ることに。お客さんは、僕のことを普通に社員さんだと思っているので、色んなことを聞いてきますが、僕は何を言われているんだか判らない。焦って右往左往して、他の社員さんや、先輩アルバイトさんに聞こうとしても、そういう人たちも仕事をしています。なかなか声をかけるタイミングが難しく、しかもまだ打ち解けていないし、名前もうろ覚えだし、ということですっかりアタフタしてしまう始末です。
 僕のように、気位が高く、根拠のない自信、すなわち過信過剰な人間というのは、こういう自分が何も出来ない状態に置かれてしまうことに何よりも嫌悪感を示します。だから、常に自分を守備範囲内に置いて、自分の目が届く範囲内でしか行動しない、というタイプです。率先して積極的に新しい世界に飛び込もうとせずに、ひたすら引きこもる。
 もう15年以上も前の話になるので、日々の葛藤なんかは詳しく覚えてはいないけど、バイト初日の記憶だけは結構残っています。ホントにこのまま続けて、仕事が出来るようになるんだろうか?っていう不安感ですね。
 僕がバイトを始めた時には、ベテランさんだった先輩アルバイトさんが、辞める時期でした。あと社員さんも寿退社を含めて、入れ替わりの時期でもありました。ですので、バイト歴数ヶ月で、売り場ではそこそこ社歴が上、という状況にはなったんです。それは自分にとっては幸いしました。
 あと当時、店舗の改装工事をやっていて、閉店後に、什器の移動とか、工事で出る粉塵等で商品が汚れないようにビニールかけをしたりとかっていう業務がありました。その時に、男手がほしいということで、他の売り場からもヘルプのお声がかかって、僕は狩り出されたんですが、これも他の売り場の社員さんに、いち早く覚えてもらえたという意味ではラッキーでした。そうやって、何とか仕事ができるようになっていったんです。
 僕は元来、自己顕示欲が強くて、色んな人に自分に認知してもらいたい、という困った性格をしています。今でもそうですが・・・。でも、それには仕事が出来る自分になって周りから頼られないと自尊心を満足させられない。でもだからと言って、一日も早く仕事を覚えるために、がむしゃらに頑張るぞ!!・・・っていう性格でもないんです。最悪です。
 がむしゃらに頑張ってる姿、一生懸命やってる姿をみんなに見せるのが恥ずかしいというか、かっこ悪いと感じてしまう。自分は常に、一定レベルより上のポジションの人間だ・・・っていう虚栄心ですね。今でこそ、社会経験を積んでだいぶマシになりましたけど、学生時代の僕は、本当に視野が狭いというか、メチャメチャ嫌なヤツでした。
 そういった意味では、僕にとってイトーヨーカ堂のアルバイトは非常にラッキーだったし、有意義なものでした。短い期間でポジションが上の方になったし、改装工事のおかげで色々な人に覚えてもらえたし。もっとも、仕事が楽しかったというのも大きいですけどね。年代的に、僕の世代が多かったし、親しくしてた現場の社員さんも20代だったので。
 という訳で、僕がなんて嫌なヤロウだったのかということを書いてしまいましたが、でも同時に、これは間違いなく僕自身の当時の「手のひら」 な訳です。素の自分ね。仕事をする上で、人と接する上で、僕の奥底にある邪心です。
 どんなに嫌な性格であっても、他人には言えないような邪心丸だしであっても、僕はまず、ここのところを認めてあげないといけない訳です。アルバイトの仕事で、リーダーシップを発揮したり、状況判断をしつつ、臨機応変に立ち振るまったり、後輩バイト生や社員さんに仕事を教えてあげたり・・・なんていう行為行動も、全ては、僕の素の性格や邪心が土台にあって、そこから産まれてくるものですからね。
つづく。

▲PAGE TOP