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転職の難しさ。30代。

社会人以降で輝く!!
2019-04-06

転職って難しいですか?
転職ってどうですか?

 ・・・ってたまに聞かれます。こういうことを聞く人って、今の職場で満足感がないとか、モチベーションが保てない等々の、どちらかというとマイナスチックな状況下にあることがほとんどです。
 僕が以前いた会社で、今転職しようかどうしようかと迷っている人がいます。その人は、僕より入社歴は先輩ですが、歳が同じで、なんだかんだで気が合います。その会社は株式上場しているメーカーです。
 その人は、生え抜き。つまり新卒で入社以来、15年くらいその会社勤務。ずっと管理畑を歩んでいます。つまり営業の現場を知らないということ。まあ、僕も似たようなもんですが。
 転職を考えるようになったキッカケは、ちょっと左遷じみた異動を命令されたから。その会社は、結構、忠誠心を重んじる会社で、イエスマンが好きな体質。出る杭は思いっきり打たれて押さえつけられるか、引っこ抜かれて捨てられるか?のどちらかです。だから管理部門にはあまり中途採用者がいません。外の世界を知っていると、その分、意見を言うからです。
 どんなに建設的な意見でも、煙たがれます。僕も出る杭の方だったので、押さえつけられていましたが、最後は引っこ抜かれました。
 だから、その人の気持ちってよ~~く判るのですが、でも僕は、転職は出来ればしないほうがいいと話しました。ちょっとリスクがあり過ぎると思ったので。
 その会社は、上場企業。制度も仕組みもある程度、出来上がっています。中にいると色々問題点や、改善点も見えてくるのでしょうが、でもその人は、制度も仕組みも構築された環境下で、仕事を学んできました。
 外の世界にはもっと未整備な会社がたくさんあります。制度も仕組みもない会社もあるし、思わず疑いたくなるような会社だってたくさんあります。現実問題としては、そういう会社の方が多いです。
 そういう会社で、本当に仕事が出来るかどうか?今までのスキルとキャリアとは全く違うものが問われます。その会社にマッチした制度を作ったり仕組みを作ったりというのも大変なんですが、それを運用して根付かせるのが、本当に大変です。これが出来ないと、発展途上のベンチャー企業では苦労します。
 前の会社はこうだったから、とかっていう理屈が通じる世界ではないんです。それを言うと人はついてこない。いくら正論であっても、常識であっても、です。仕事のやり方は新入社員に戻ったときのような感覚です。事務作業レベルの仕事も、全て自分でやらないといけないんだから。
 ある程度整備された会社にいて、不平不満を持つのは、プラスのステージ、つまりゼロよりも上の世界でのこと。でも中小ベンチャーは、まさしく何もなく、あるのは社長の考えという基準だけなので、マイナスのステージの世界になります。この差は雲泥。マネージャー経験のある30代の転職者が、一番ストレスを感じる部分ですね。
 転職って、スゴイ魅力のある転身に見えますが、なかなか泥臭い。20代中盤の若いうちはともかく、30歳を過ぎてからの転職、特に最初の転職は、焦ると、さらに環境が悪くなるので要注意です。


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