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シリーズ 17 「圧迫面接は枯れ尾花」 学生が起点の圧迫

圧迫面接
2017-07-16

 就活を行っていくと、どうしても周りの友達やライバルの方がなんかスゴク見えてしまったり、面接が終了して、その後どうだったかを振り返り、その自己評価の中で「今日はうまく言えなかった・・・」と凹んでしまったり、っていうことはよくあります。凹む要因の方が多いでしょうね。実際問題としては。
 こういったイバラだらけの道の中、常に前向きに進んでいくために、場合によって、人のせいにするのは非常に大切なことです。圧迫面接という枯れ尾花を生じさせるような外的要因、面接会場の作り、面接官の性格、こういった事項で圧迫感を感じたのであれば、そして不幸にも、そこの企業を落ちてしまった場合には、安心してそれらのせいにしてしまえばいいんです。
「俺が落ちてしまったのは、あの面接官のせいだ!」
「あんな窓もなく狭い会場に、面接官が3人もいたら、ビビッて何も言えないよ!ふざけんな!」
 みたいにね。そんなことでいいのか?って思うかもしれないけど、いいんです、それで。だって、落ちた理由は企業側から教えてもらえないんだからね。
 もちろん現実的な問題としては、同じ条件で通過していく学生もいる訳だし、落ちた要因をどこかで自分なりに分析する必要はありますよ。そうしないと成長はないからね。でもこうやって、人のせいにすることで自分のやり切れない気持ちを緩和できるのであれば、そして少なくとも、周りの友達に愚痴ることで一人で抱え込むことがなくなるのであれば、全然構わない。
 ただ、再度書きますが、それが乗じてネットに書き込むことだけは止めた方がいいですけど。臨場感を知らない日本のどこかの学生たちを困惑させてしまうから。
 こういった外的要因は、それで問題ない。しかし、内的要因は違います。
 学生の潜在意識の中の内的要因というのは、百害あって一利なし、です。これから書くような懸念事項を少しでも持っていると思ったら、ちょっと改めてみてください。
 内的要因というのは、昨日まで3回に分けて書いてきた番外編で触れた、「学生の生意気さ」「プライド」に由来する部分なんです。
 学生時代の僕がそうだったので、あまり偉そうには言えないのですが、学生というのは、理想論で世間を見がちなところがあります。理想論で世間を見ると、どうしても、
「あんなこと自分だって、ちょっとやればできるよ」
「あの会社の社長がやってることは簡単だな。あんなことで金持ちになれるんだ・・・。 俺もやるか?」
 なんて世の中を甘く見がちです。甘く見がちなのは、何度も言うように学生の特権ではあるのですが、この“ちょっとやればできる”っていう価値観が、就活にとっては実は曲者。だって就活は企業のイベントだからです。企業の面接官は、社会人。つまり世の中はそんなに甘くない、っていうことが身体に染み込んだ人間です。
 自分だったら、キレイに楽をしてスマートに物事を運べるっていう過信が、時として就活の足かせになり得ます。逆にいうと、泥臭く地道な作業を嫌うというかね。いきなり桧舞台に立てると勘違いしている学生もいます。
 このような生意気でプライドの高い学生ほど、
「常に自分に余力を残す」「失敗した自分に対して言い訳することを考えている」「一生懸命頑張ってる自分がかっこ悪く映る」
 という傾向にあります。しつこいけど僕がそうでした。・・・今でもそうだろ!っていう意見もある(汗)。
 「就活は、企業本位のイベントである」っていうことを考えると、この、自分は何でもある程度はこなせる!っていう過信は、一旦忘れないといけません。封印でもいいですが。これがキチンと出来るかどうか?が、圧迫面接という枯れ尾花に遭遇する確率を落とすことになるんです。
つづく。

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