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シリーズ 24 「圧迫面接は枯れ尾花」 本当の幽霊

圧迫面接
2017-07-23

圧迫面接

「圧迫面接 22」 の中で、こういうことを書きました。

『面接官は、シナリオどおりの質問に流暢にスマートに回答している学生を見たいのではなく、アタマが真っ白になって、汗かいて噛みまくっている学生の姿を見るほうが、評価基準としてはよっぽど参考になるんです。だってそれは地の姿だから。』

 ・・・・・・これだけ読むと、面接官がワザと学生を困らせるような質問をして、学生の反応を見ていると言ったニュアンスに取れますね。でもそれは誤解です。ほとんどの面接官は、学生の見極めだけに注力しています。面接官はサディストではないので、理不尽なことを言って学生を困らせたりすることはありません。全ての質問には理由と理屈があります。
 学生は、意外と簡単にアタマが真っ白になって、汗かいて噛みまくっている姿を面接官に見せます。学生の考えるシナリオっていうのは一問一答式で、その想定問答も学生本意なので、百戦錬磨の面接官がちょっと斬り口を変えて質問をすると、あっという間に一杯いっぱいになります。
 だからもし仮に、故意に学生を困らせてやろうと考えている最悪な面接官がいたとして、彼が無理に意地悪な質問をいくつも投げかけなくても、普通に一つ質問すれば学生は簡単に困ります(笑)。それくらい学生は社会的経験が不足しているし、精神的に強くない。だから、故意に意地悪な質問をしようがしまいが、学生というのは「アタマ真っ白、噛みまくり状態」になるんです。
 このことから考えても、一般的に面接官はワザと意地悪な質問をするはずがない、という理屈になります。よって圧迫面接というものが本当にあるとすれば、それは確実に面接官が狙って行っていることになります。
 学生が「流暢にスマートに回答」出来ているときは、シナリオどおりで、想定されたセリフ回しを行う、演劇の舞台に乗った状態と同じです。これは役を演じている状態であって、決して本来の地の自分の姿ではありません。こういう人は、「イマイチ判断つきかねる人」となり、一次面接や集団モノは通過できますが、最終面接では落とされます。
 だから、面接官は学生の「アタマ真っ白、汗かいて噛みまくっている状態」が視たい訳なんです。それが本来の姿だからです。
 なので、学生の皆さんは安心して「アタマ真っ白、汗かいて噛みまくっている状態」に陥ってください。ホントにそんなので大丈夫なの!?って不信に思うかもしれないけど、これは本当なんです。だって、そういう状態の方が自分の本来の姿である地が出るものでしょ?採用面接の目的は学生の本質を探る仕事。それが判っていれば、この話も納得できないですかね?
 以上の点を踏まえて幽霊の話に戻ります。
 圧迫面接が枯れ尾花ではなく幽霊である場合を、学生の状態に置き換えて言うと、「アタマ真っ白、汗かいて噛みまくっている状態を、面接官個人が故意に作る面接」となります。これはハッキリ言って最悪。
いったん切ります。

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