twitter facebook お問い合せフォーム

シリーズ 3  「業界研究のツボ」  職種研究編

業界研究(職種研究編)
2017-12-07

業界研究(職種研究編)

皆さんは、幼稚園のころ、イモ掘りの実体験をしたことがありますか?
 僕の幼稚園時代なんて、30年以上前(僕にもそんな時代があったんです!)になるけど、畑に入って手足真っ黒にしながら、夢中でサツマイモを掘った記憶が残っています。あのイモって、後で大学イモや焼きイモとか作ってもらって食べたんだっけなあ・・・?
 ほとんどの人が幼稚園のころ、イモ掘りの経験があると思うんだけど、実は、あれって素晴らしい経験で、職種研究をするために非常に示唆に富んだイベントなんです。イモ掘りの経験が10余年の時を経て、就活に活かされようとは・・・イモ掘りは偉大です(笑)。
 晩ゴハンとかで食卓に上がるイモ料理は、色々ありますよね。サツマイモという素材を調理して、美味しいおかずにする。普段何気なく食べているイモ料理は、流れで言うと、実際には終点ゴールの部分です。食卓で料理を食べる人間としては、調理されたイモ料理がすべてですが、実際には食卓に上がるまでには色んな過程があります。
 地味で目立たないのかもしれないけど、畑を耕して、苗を植えて育てていく大切な栽培育成。これは体力仕事で泥に埋もれる仕事です。そして時間をかけてサツマイモを育て、収穫するのも泥に埋もれる仕事。これは幼稚園時代に経験したとおりです。
 イモ堀を経験していないと、そんなことは全く考えずに、ただ出された料理を食べるだけですが、一度掘ってみて、泥に埋もれてみると、途中過程のイメージができますよね。
 仕事もこれと同じで、就活時点で見えるのは、調理された豪華で素晴らしい料理。でもそればかり見ていては、仕事の本質は視えません。実際の仕事っていうのは、地味で泥仕事の方。料理の見た目に興味を抱き、それを料理した人に憧れるのは、仕事の構造が見えていない学生にとってみれば仕方ない面もあるんですが、入社して実際にする仕事って、ほとんどが泥に埋もれる仕事の方です。颯爽と料理を作って、表舞台に登場する人になるのは、ある程度の時間を要します。
 ・・・念のため書きますが、サツマイモ料理を作るほうがスゴくて、泥に埋もれて栽培育成する方がヒドいとは一言も言ってませんので。どっちも欠かすことの出来ない重要な役割で、優劣はありません。今回はあくまで仕事の見える見えないを伝えるための例えだということでご理解ください。
 このイモ掘りと同様、仕事というのは、見えてる部分と見えてない部分があり、見えてない部分がかなりの割合を持つことを理屈として把握しておいてください。
 会社の仕事というのは、すべてが線でつながっています。新入社員で入社した会社で、受け持つ仕事や担当業務一つ一つと、会社のトップである社長の仕事も何らかの線でつながっているんです。生産研究畑、営業畑、事務畑、どれを取っても同じようにつながっています。このつながりが、組織という会社の骨組みになっているんだからね。そしてこのつながりに共通するポリシーが、売上の増大と利益の確保です。
 どんな仕事であれ、華やかさの下には、技術や汗があります。これはどんな業界でもそうです。
つづく。

▲PAGE TOP