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シリーズ 6  「業界研究のツボ」  職種研究編

業界研究(職種研究編)
2017-12-11

 就活をしている学生の皆さんで、将来これがやりたい!っていうことが決まっている人って、どれくらいいますか?
 どうしてもアナウンサーになりたい!とかCAになりたい!とかって明確な方向性を持ってる方を除けば、ほとんどの人がモヤモヤしているのではないでしょうか?まだ小学校の頃の夢の方がハッキリしてたでしょ?野球選手だ、サッカー選手だ、お花屋さんだ、ケーキ屋さんだ、とかね。
 やりたいことが見えないのは、世の中にどんな仕事があって、その仕事をどこの会社がやってて、会社に入ってもやる仕事がよく判らないから、というのが全てです。会社の名前は知ってても、中でやってることが判らない・・・ってね。
 会社サイドもそういうことは十分知っています。一方で、学生の可能性が多岐に渡ることも知っています。だから総合職という名称で学生を採用しておいて、入社後に研修という名目で色々な仕事を経験させ、適性を判断したうえで、配属を決めていくというスタイルを採っているんですよね。それに大きい会社になれば、ジョブローテーションを行っており、定期的に異動があるので、キャリアプランは描きやすい傾向にあります。
 なので、むしろやりたいことを無理やり探さないで、とにかく社会に飛び込んでみる!という姿勢の方が大事だと僕は思います。今の経験と知識だけで無理にやりたいことを見つけようとするのは、それは自らを「自分はそれしかないんだ!」って洗脳しているのと一緒だと僕は思います。これではもったいない。
 そうじゃなくて、方向性だけ見出せたら、とにかく細かいことや難しいことは考えず先に進んでみることが大事。心配しないでも、社会人としてキャリアを積んでいけば、目の前にあるいくつかの扉のどれを開ければ自己実現につながるか?が判ってきます。先が見えてくるというやつです。
 で、この方向性を見出すためにやるべきことというのが、職種研究であると僕は考えています。職種には「営業」「管理事務」「生産技術」「研究」等々、分類は出来ますが、特に研究してほしいのが「営業」です。これは営業職には興味なーーーい!って考えてる人も含めて、ですね。
 なぜかというと、会社というのは、売上を1円でも上げることに最大の使命を追っているからです。利益を出すという使命もあるんだけど、利益を出すには、まずは何はともあれ売上が必要なんです。売上を直接稼いでくるのは営業部隊。つまり、その会社の売上をつくり出す営業の仕組みや仕事内容をイメージすることが、会社をイメージするということとほぼイコールになります。
 どんな会社も売上を稼ぐための「商品」を持っています。就活するときに、学生の皆さんはその商品に注目することと思います。そして商品に着目して志望動機等を作っていきます。それが表面上の動機にしかならないよ、というのが前回までの話。会社というのは、言葉の誤解を恐れず言うと、扱ってる商品は売上を上げるためのツールにすぎず、それをどうやって売るか?そしてどうやって儲けるか?しか考えていません。特に営業部隊はね。
 もちろん言うまでもないことですが、売って儲けるために、商品に愛着を持って接するし、市場の信頼を得るために、法令遵守の姿勢を、どんな企業も守っているということは理解してくださいね。売るためなら何をしたっていい!なんて考えている企業は、いつか淘汰されるに決まってます。ここで言いたいのは、学生と社会人の温度差であって、会社は儲け至上主義だと豪語している訳ではありません。学生は、商品に固執するあまり、一番大事な「売って儲ける」という意識が希薄になりがちだ、ということが言いたいんです。
 話を戻しますが、事務職や研究職を希望している学生であっても、民間企業に勤める以上は自分の会社の営業の仕組みが判ってないといけない。ですので、職種研究は営業のことを研究するということであると考えても過言ではないと僕は思います。
 逆に、事務を希望する学生の場合は、なぜ事務なのか?ということを考えるときに、営業が嫌いだから、というネガティブな理由で進まないでほしいと思います。何故かというと、事務だって、営業のセンスが必要だからです。これは研究職にだって同じことが言えます。企業に入る以上、そこで仕事で大きく羽ばたいていくためには、営業センスの獲得は避けて通れないものだと考えてほしいと思います。新入社員の修行時代に特に学んでほしいのは、この営業センスです。これが信用と信頼につながっていくわけだから。
 職種研究に直接的につながるかどうか?は、色んな意見があるでしょうが、ここは僕のブログ。だから僕の見解を優先して、ちょっとこの営業センスというものについてこれからちょっと考えてみたいと思います。職種に精通しても、自分がその職を全うして、大成するためには、絶対に必要な要素だからね。社会人になるということは、営業センスを身に着ける、そして磨くことである、と言っても過言ではないから。
つづく。

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