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シリーズ 8  「業界研究のツボ」  職種研究編

業界研究(職種研究編)
2017-12-13

業界研究(職種研究編)

それでは営業センスっていうのは、一体なんでしょう?
 実は、生意気でプライドが強く、理想主義に走りがちな学生ほど、この営業センスに対して嫌悪感を示す傾向にあります。嫌悪感を示すということは、あまり考えが及ばないということなんですけど。
 生意気で、ちょっと世間を知ったかのようなそぶりをする学生というのは、入社した会社に数年いて、ちょっと仕事やノウハウを盗んだら転職してやるとか、独立起業してやるとかって野望を抱いている人が多いものです。僕なんかもその口でしたけど(笑)。
 僕の場合は、一浪・院卒というキャリアだったので、26歳になる歳に社会人デビューしました。就活をやっていた院生2年当時は、非常にプライドが高く、鼻っ柱が強かったんです。
 僕の就活は「東京に本社を構える大手企業の管理部門」に絞っていました。どうしても経営に近いフィールドに配属になって、30歳くらいには中小ベンチャーに転職して、そこを牛耳ってやりたい!って思っていましたし、そのためには、大手で組織がシッカリしている会社がよかろうと、そう考えていました。
 もっとも、別の想いとしては、営業なんてやりたくない!俺は営業なんてやる器じゃない!俺くらいの人間になると、大手しか似合わん!・・・なんて過信過剰モード炸裂でしたけど(笑)。
 自分がそんな感じだったから、敢えて言いますが、そういう生意気でプライド高い価値感は決して間違ってないと思いますよ。社会に出る前から、サラリーマン化する必要はないからね。思いっきり自己正当化しております(笑)。
 将来は転職とか起業とかって考えること自体は、至って健康的ではあるんですが、でもそういう時期を皆さんより一足先に通過した先輩である僕としては、やっぱりちょっと甘かったなあと痛感しますね。学生が入社して「数年⇒転職あるいは起業」というイメージを抱いた場合、頭の中から抜け落ちてしまう決定的な要因があります。
 実は、それが営業センスということになります。
 どんな事業でもそうなんですが、事業というのはノウハウやスキームだけ盗んで成功するほど甘くはありません。また会社で学んだことから自分独自の企画を思いついて、飛び出したとしても、これまた成功するかどうかは別次元の話。
 これは会社員に限らず、弁護士や弁理士、公認会計士、医者などの高度は資格保持者も同じことが言えて、資格取得イコール独立、そして成功とは決してならないんです。
 何故かというと、周りに人がいるかどうか?特にお客さんがついているかどうか?が成功を左右するからです。お客さんがいなければ売上が上がらない、つまりは儲からないということになります。まずは周りに人がいるようにしなくてはなりません。そのための要件が、営業センスという訳です。
 営業センスというのは、カッコよく言うと、3つの力のことになるかな?それは、
  「コミュニケーション力」  「コンサルティング力」  「プレゼンテーション力」

です。これをもう少し平易な言葉に落としこんでいってみます。

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