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シリーズ 13  「業界研究のツボ」 職種研究編 

業界研究(職種研究編)
2017-12-19

業界研究(職種研究編)

 ここまでダラダラと営業センスの話をしてきました。職種研究のカテゴリーで、なぜ営業センスの話をするかというと、すべての職種の基盤にある要素だからです。どんな仕事でも、社会人として活躍するためには、営業センスの習得は不可避となります。


 何度も言うように、仕事の本質は、いかに売るか?を考えることです。素晴らしさややりがいは最後の最後に、商品を売った後の話。問題はそこまでつなげるにはどうしたらいいのか?を考えて行動するなんです。ここに数値目標やノルマが課せられてくる訳です。そのために必要な武器が営業センス。






 でも、学生の企業研究や業界研究は、どうしても企業が持つ商品イメージを目を奪われがちです。企業の方も、一人でも多くの学生に興味を持ってほしいので、そういう夢とアツい理念めいた話しか行わないものです。住宅産業なら、一生に一度の大きな買い物と言っていい住宅という商品を、いかにお客様に気に入って喜んでもらえるかを考えることは素晴らしい、とか、お菓子メーカーなら、多くの子供たちの気持ちが、美味しいという共通のキーワードで一つになり、心と心が通い合ってくるやりがいさとかね。


 見た目の商品やブランド等、表面上のイメージに囚われるのがなぜ危険なんでしょうか?この命題に対する答えを見出すには、「表面上のイメージに囚われるのがなぜ危険なのか?」に対して、違った視点で問いかけてみることが必要です。それは、


「なぜ、見た目の商品やブランド等、表面上のイメージに囚われてしまうのか?」




 というものです。実はこれはマーケティングのロジックなんですげどね。


 まあ難しい話はここでは置いといて、とにかく学生は就活の際、企業の見た目やブランドに惑わされている訳です。ということは、学生が惑わされるような何らかの仕掛けを、企業側が世の中に行っている、ということになります。


 実はこの仕掛けの実行こそが、皆さんが入社してから行う業務です。お菓子であれば、どこのお店に行っても棚に並んでいるように販売したり、テレビCMを打ったりなんていう業務ね。この仕掛けは、別に学生のために行っているのではなく、単に、いかに商品を世の中に浸透させて売上を伸ばすか?という目的のために行っているんだけど、結果的に学生はこの仕掛けにハマってしまっているという訳です。


 だって学生はまだ、社員じゃないからね。企業からすればお客様だから。惑わすのはある意味簡単(笑)。


 会社というのは、売上を上げていくという目的を達成するために、社内に色々な部署があります。部署の数だけ職種があるということになるんです。だから、会社のイメージにばかり目が行ってしまうのは非常に危険。それよりも、職種というものを勉強して、そして自分なりにイメージして、自分にマッチしそうか?ということを把握することが必要になってきます。そうしないと入社後にミスマッチが起こり、仕事がキツくなりますので。


 大手や有名企業のような特定企業や、特定業界にあまりにもこだわり過ぎると、内定をもらうということがゴールになってしまいがち。でも真のゴールは、その会社でキラキライキイキと輝いて仕事をすることです。そのためには、何はともあれ、職種を研究して分類しておかないとダメなんです。


 会社名や業界で受ける企業を選別するのではなく、職種(特に営業)で選別していくこと。この視点で業界研究を行えば、見た目の華やかさに惑わされることが少なくなります。


 新卒で就職する場合、自分が希望する職種に配属されるかどうか、実際に入社してみないと判らないケースというのは多々あります。ましてや事務職を希望していればなお更狭き門です。会社はとにかく営業がほしいからね。でも、希望職種について理解を深めておいて、アツくアピールすれば配属決定の際、考慮してくれる可能性は上がります。


 そのためにも、その会社にある営業の職種を理解しておくこと、これが大切です。営業の職種内容がイメージできていれば、面接で優位に立てるだけではなく、社会人以降になってもそれが活きるからね。


つづく。

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