twitter facebook お問い合せフォーム

シリーズ 6  「業界研究のツボ」  労務環境編

業界研究(労務環境編)
2018-10-11

業界研究(労務環境編)

『生活集約型』企業群の、働く環境の続きです。総合職にいきましょう。
 何度も言うように、この生活集約型のカテゴリーに属する企業は、学生には超人気です。扱っている商品が身近であるという点と、テレビCMや雑誌等の媒体を通じて、知名度が浸透しているからです。同じ製造業でも、鉄鋼や金属、化学のような、法人や団体を相手に商売をしているような産業集約型企業は、テレビCMとかを打つ必要がありません。個人、つまり一般消費者に存在を周知させても、あまり意味がないからです。だから知名度が低いイコール有名じゃない、となり、学生が興味を示さない、という流れになります。
 ところで、そんな学生に人気のある企業。まず、前提としてシッカリ意識しておいてほしいことがあります。それは、生活集約型の企業というのは、メーカーではありますが、同時に営業会社である、ということです。この意識が希薄な学生は結構いますよ。
 意識が希薄というのは、適切な表現じゃないかな?営業主体であるということは判ってるんだけど、自分は商品企画部とか、広報室とか、広告宣伝部とか、マーケティング部とか、人事部とか、経理部とか、秘書室とか・・・って、挙げだしたらキリがないけど、とにかくそういう本社機能のセクションを希望しており、営業なんか興味ないんで、みたいな感覚で、自分が営業部隊になるということをあまり考えてない人が結構いる、ということですね。
 生活集約型の企業は、従業員も数千人以上抱えている大企業が多く、また本社ビルも、東京とか大阪の一等地にデッカイのを構えているので、あのビルの中でスーツを着て、颯爽と仕事している自分の姿をイメージしているんでしょう。それはそれで就活の原動力だから構わないんですが、実際には、こういメーカーは、全国に営業拠点を持っていることが多いもの。仮に、本社ビルに勤務することになっても、そこには営業部隊のセクションもたくさんあり、そこに配属になることだってあるでしょうね。要は、本社機能のセクションに新卒から配属になる人は、ごくわずかということなんです。
 生活集約型の企業の働く環境を説明する前に、まずは営業主体であるということと、配属は営業部隊になる可能性が高く、面接官も、まずは当社の営業が出来そうかどうか?という視点で皆さんをチェックしているということを忘れないで下さい。そうやって営業ありきで学生を面接していく中で、「おっ、この子はなかなか面白そうだな?」とかって感じたら、本社機能の配属の可能性もある、という感じです。
 だから、一般論で言うならば、最初から本社機能配属しか考えていません!的なアピールをする学生は、面接官がせっかくその学生から色んな可能性を掴み取ろうとしているのに、自ら狭めていることになりかねないということになりますね。気をつけましょう。
 生活集約型メーカーは、まずは一にも二にも営業、ということを念押しの意味で書いておきます。
 ただ、営業と言っても色々な種類の営業がありますよ。この辺の詳しい見解は、職種研究編 で書きましたので、そっちを参照してください。
 さて、こういった営業主体の会社というのは、働く環境の要素の中で何を気にしておかなくてはならないか?というと、それは有休や休暇の取得率です。しかも、実際に取りたい時に取れるのか?という点です。
 大手企業というのは、内部管理体制がある程度、整備されているので、休暇制度や福利厚生制度もカタチは出来上がっています。でも、実際に仕事をやりだすと、営業部署の場合は、自分の担当エリアを持たされます。そのエリアは自分ひとりで担当するということが多く、お客様のニーズに対しても、基本的には自分ひとりで解決していかなくてはなりません。
 そうすると、休みが取りたいときに取れない可能性が出てくる、という訳です。これはいつもいつも取れないということではなく、現実論としては、その可能性がある、という意味です。
 あと、今では週休2日制を採用する企業が多いですが、生活集約型企業が扱う商品の場合、例えば量販店やスーパーなんかでは、土日祝日は稼ぎ時。つまりよく売れるということです。もちろん実際に売るのは、量販店やスーパーの店員さんですが、セールとかバーゲン、また店頭ワゴン販売なんかの時に、仕事がある場合もある。
 とにかく、生活集約型の企業が扱う商品は、週末が勝負!ということも覚えておきましょう。週末勝負ということは、いくら自分の会社が週休2日制とは言っても、営業であれば仕事している可能性もある、ということです。
 為念、これらはあくまで一般論ですよ。全てがそうであるということではありません。
続きます。

▲PAGE TOP