twitter facebook お問い合せフォーム

シリーズ  「業界研究」 労務環境編 ちょっと寄り道 その1

業界研究(労務環境編)
2018-10-12

業界研究(労務環境編)

 現在、生活集約型のカテゴリーに属する製造業の働く環境について、あれこれ書いてますが、前回は敢えてダーティな要素の方に触れました。実際にハードな側面を知っておいた方が、企業研究も現実の目で出来るのではないか?と思ったからです。
 生活集約型に属する企業というのは、もっと細分化していくと、「食品・飲料」 「化粧品」 「医薬品」 「アパレル」 「生活用品」 「電気機器」なんていう業界になっていきます。実は細かく見ていくと、同じ生活集約型であっても、働く環境は結構違ってきます。ダーティな要素はだいたい共通していますが、良い方の要素は業界によって多様。ということで、ここは人気があるだけに、出来るだけ詳しく書いていきたいと思っています。
 ところでちょっと話が逸れますが、前々回、研究開発職に関して書きました。その際、何で僕がメーカーの研究職の実態が判るのか?ということを、ある方に指摘されました。確かに当然の疑問です。なぜでしょう?
 それは僕が学生時代は理系一筋だったからです。大学では農学、さらに大学院まで行かせてもらって、そこで生物工学の勉強をしました。学会でも発表しました。・・・後輩の学部生の研究結果をパクって、さも自分がやったかのようにアレンジして発表してましたけど(笑)。
 そういう経歴なんだけど、実際の就職活動では、研究職に行くつもりはこれっぽっちもなかったんです。この辺のお話は、むか~し昔、「こちら」「こちら」 に書いたので興味ある方はどうぞ。
 大学院まで行った人間が、面接の時に、
「私は、研究職はしたくないです!営業も興味ありません!本社に行きたいです!本社の経営に近いセクション希望です!」
 ・・・なんて言うんだから。しかも僕の場合、大手しか興味なかったしね。所属している研究室の兼ね合いで、医薬品メーカーとか食品メーカーとかばかり受けてましたが、他の業界には目が行かなかったんです。ていうか、他の業界を知らなかった。大学時代に就活を一切やってなかったんで、やり方も調べ方も全く知らなかったし。本当にダメ男でした。今でもだけど。
 更に悪いことに、当時の世の中、バブルがはじけて、不景気ど真ん中。新卒の内定率がもっとも低かった時代です。でも僕にとってラッキーだったのは、そんな情報を知らなかったこと(笑)。無知というのはうまく回ればすごいエネルギーを出すものです。
 そんな生意気な就職活動をしていれば、そりゃ受かる訳ないですよ。僕が面接官でも落とします(笑)。でも、一社だけ内定をもらいました。それが僕が新卒で入社した飲料食品メーカーです。お茶で有名な会社です・・・と言えば判るかな?
 その会社の当時の人事部長さんは、僕以上にアウトロー(失礼)な方で、僕みたいな生意気なことを平気で言う学生捕まえて、「お前は、本当に生意気なヤツだな」と言いながら、話を聞いてくれました。そしてとりあえず内定。結局この一社だけでしたね内定は。後は全部落ちまくり。
 しかも、内定から半年後、入社後の新入社員研修中に、再び人事部長とあいまみえた際の面談では、こんなやり取りもありました。
人事部長 「おー、久しぶりだな。ところでお前、本当に本社がいいのか?俺は品質管理とかもいいんじゃないかと思うんだが。」
生意気な僕 「いやー、品質管理は静岡でしょ?僕、東京に戻りたいんですよね」
人事部長 「・・・相変わらずなヤツだな。じゃあ俺にゲタ預けてもいいんだな?」
生意気な僕 「ええ、お願いします」
 そして、その会社の総務部に配属。法務のセクション担当です。理系から法律・・・全く違う世界です。まあこの会社も思い切ったことをやったと思いますわ。その会社は典型的な営業会社で、300人くらいの学生を採用してましたが、ほとんどが営業。そんな会社で営業したくない!って言い切るんだから、我ながら恐ろしい。
 ・・・ありゃ、ちょっとかなり道がそれたなあ。まあここまで書いてしまったので、今しばらく僕の就活の回想にお付き合くださいな。

▲PAGE TOP