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シリーズ折り返し 労務環境編・・・を僕が書く理由。

業界研究(労務環境編)
2018-11-02

業界研究(労務環境編)

 ここまで色々な業界の「働く環境」について書いてきました。まだもう少し違う業界についても書いていく予定なんですが、ちょっと気になることがあるので念のため。
 働く環境に関しては、実態に即したことを書いているつもりなんでが、ここまでを振り返ってみると、どうしても悪い印象や不安な印象を受け付ける印象が強くなっているように感じます。
 働く環境がそれほど大変なら、どうしてそれをどこの会社も学生に伝えないんだ?とか、そういう現状をちゃんと話さないから、幻滅して辞めていく若者が後を絶たないんじゃないか?とか、そういう想いを抱かれる方もいるでしょう。
 こういう想いは、大変よく判るのですが、でも僕は、説明会とかで会社サイドが学生に伝える必要はないと考えています。状況的に厳しい環境が待っているにせよ、それを本当に厳しいと感じるかどうか?は、本人次第だからです。
 どんな仕事でも、理想や夢物語だけでは決して遂行することはできないので、多かれ少なかれ、必ず現実路線の壁にぶち当たることになります。こんなはずじゃなかった・・・ってヤツね。
 これはどんな世界でも、そして誰にでも当然に起こりうることです。例えば、高校時代に勉強に励み、東大に現役合格した学生のうち、晴れて入学した数ヵ月後に、何かに幻滅して退学していく人だって、現実には存在します。
 周囲の人は、もったいない、なんで東大を辞めちゃうんだ・・・ってこれまた当然ながら囁きます。アイツは頭おかしいんじゃないか、的な見下す発言もあるかもしれません。それは周囲の人は東大に入ったことがないので、東大=人生バラ色、今後の成功は決まったも同然、みたいな価値観でいるからです。
 でも実際に東大に入学した当の本人は、何かが違うって感じたんでしょう。それが何かは判りません。でも何かが当人の心の琴線に触れた訳です。その尺度は個々人の価値観。
 でも一方で、東大に入って人生バラ色、自信満々の生き方をしている人だってたくさんいます。
 会社だって基本的にはこれと同じです。仕事がキツイと言われている業界の、とある会社に入社しても、本当にキツイと感じるか、それほどでもないなって感じるかは、当人の価値観次第。
 しかし、だからといって、就活中に働く環境の現状を全くイメージしないまま走ってしまうと、それも危険。自分に直接被害が被るか否かにかかわらず、リスク要因は理解しておいた方がいいからです。
 今回のシリーズは、そのリスク要因の理解が目的です。徒にビビらせて、ほくそ笑んでいる訳ではありません(笑)。
 将来ビジョンは夢や野望を大いに持っていいですが、その夢や野望の実現のためには、日々の仕事の積み重ねがあります。その積み重ねは毎日の現実。ここに夢や野望は直接関与しないんです。
 夢や野望が直接関与しない現実・・・これが会社の「働く環境」です。
 業界や会社ごとの夢や野望は、ここで僕が敢えて言わなくても、会社説明会等でアツく語られます。それを聞いて刺激を受ければいい話。
 でも一方で毎日の現実を知ることも重要。しかも泥臭く、キツイ現実をね。そこがイメージできてると、夢や野望ん実現可能性が高まるはずなのでね。
・・・ということを踏まえて、もう少しこのシリーズは続きます。

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