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シリーズ13 「企業研究のツボ・やり方論」 10  情報・通信の分類

企業研究のやり方
2012-12-05

企業研究のやり方

さて、今日は【情報・通信】に横串を入れてみます。
「IT」という言葉は、楽天やソフトバンクなどの影響で、すっかり世間に浸透してしまった感がありますが、この2社は、区分としては、縦串では、【情報・通信】業界に位置します。
 実は、僕も以前、IT系の会社に在籍していたことがあります。でも同じITと言っても、楽天とは勝負するフィールドが異なります。このように「IT」と一言でいっても、【食品】や【建設・不動産】同様に、フィールドがいくつか存在し、そのフィールドで各社が競争しています。だからITという言葉に踊らされて、やみくもに業界研究を行うのは非効率的です。
という訳で、学生レベルで最低限整理しといた方がいいと思われる分類を横串に取ってみましょう。
1.『通信』 ・・・ NTTグループ KDDI ソフトバンク USEN 等々
2.『情報システム』 ・・・ NTTデータ 大塚商会 富士通ビジネスシステム 野村総研 等々
3.『ソフトウェア開発』 ・・・ マイクロソフト 日本オラクル トレンドマイクロ オービック 等々
4.『インターネットサービス』  ①「ISP(プロバイダ)系」 YahooBB ニフティ NTTコミュ    ②「検索サイト系」 ヤフー グーグル  ③「ネットショップ系」 楽天 アマゾン 
 くらいでしょうか? ちなみに僕のいる会社は「通信」に属します。この業界は、ここ数年で台頭してきた企業が多いので、まだ歴史も浅く、東京一部上場まで到達していない企業が多いため、企業名は有名なものをピックアップしました。
 この業界は、結構境界線が曖昧なので、他にも横串を入れることができるかもしれないけど、その辺はご容赦下さい。
 ところで、日経新聞の証券欄、つまり僕のブログで言う縦串項目である【情報・通信】には、キーテレビ局や、角川HD・学研のような出版系も入っていますが、いわゆるITとは全くジャンルが違ってきますよね。これらは「マスコミ業界」として横串分類した方がわかりやすいはず。だいぶ整理されてきました。
簡単に各々の分類に触れておきます。
 まず、『通信』。ここは文字通り、固定電話、携帯電話、インターネット回線等を扱います。特に通信回線では、既存の電話回線のほか、最近はADSLや光ファイバー等を持つ通信事業者(キャリア)が成長著しいですね。
 次に『情報システム』。SI(システムインテグレーター)とかエスアイヤーとかって呼ばれたりします。典型的なソリューション営業で、主として法人を対象に社内ネットワークシステムの構築を行います。
 そして『ソフトウェア開発』。これは学生にも馴染みがあるかな?ウィルス対策のソフトや、ワープロ機能のソフト(ワード、一太郎等)、表計算ソフト(エクセル等)、その他専門ソフト(勘定奉行とか、OBIC等)なんか、名前知ってるやつあるでしょ?
 最後に『インターネットサービス』。これこそ、ITと言えば、ここに属する企業を思い浮かべる学生は多いでしょうね。ITの代名詞と言っても過言ではないくらい、飛躍的に業績を伸ばしている企業が多いです。ここの説明はいいですよね。割愛します。
 このように、【情報・通信】と言っても、いろんなジャンルの企業があるし、ITというキーワードで区切っても、いくつかに区分化できます。この業界を真面目に考えている学生が多いでしょうし、企業側も新卒採用数も軒並み伸ばしているところが多いです。だからこそ、ITだったら何でもいい!っていうのではなくて、自分の興味の矛先が向く分野は何なのか?とじっくり考えて下さい。

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