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シリーズ 5  「就活と新社会人のハザマ」 企業と人とのミスマッチ(3)

就活悩み(内定後)
2017-08-31

就活悩み(内定後)

 終身雇用制と年功序列制が崩壊すると、どうなるか?というと、一番デカイのは、会社への帰属意識の希薄です。忠誠心の希薄と言ってもいいでしょうか?      昭和の高度経済成長期に、モーレツ社員という言葉が流行ったことがあります(ちなみに僕もリアルタイムで知りません。伝聞です)。全ては仕事のため、会社のため、という価値観で朝早くから電車に乗り、夜遅くまで働く。家族は二の次。僕の世代は、このモーレツ社員世代の子供世代に該当します。        これはあくまでも一般論ですが、モーレツ社員の方々は終身雇用と年功序列に守られているのですから、会社への忠誠心は当然のこと。でもまさか数十年後に自らの世代が、リストラ対象になるなんて思ってもいなかったでしょうけど。        そんな時代の価値観が一変した平成時代。どんなに頑張っても会社が守ってくれないということが明らかになると、当然ながら会社に対する帰属意識が薄れます。またバブル崩壊後の社会は不景気一色。人員削減対象にならなくても、給料はカットされていきます。これではモチベーションも下がって当然。        現在の労働環境の背景には、「働く」そして「雇う」ということへの大きな変化があります。年功序列賃金体系と終身雇用の崩壊により、働くスタイルは正社員だけでなく、派遣会社への登録など多様化し、働く個人の側も、自分を守ってくれるのは会社ではなく、自分自身しかないという想いが強くなってきたのではないかと言われています。        自分の将来を見据えたキャリアの選択に不安と迷いを感じる人々が多くなり、自分に合う仕事かどうか、自分なりの結論に達する前に転職をすれば当然、       「自分の思っていた仕事ではない」     「自分には合っていない」      と短期間で辞めてしまうケースもある。これは特に若者の場合、軸が曖昧だから理想を追い求めすぎるという事由が一番大きいのですが。        一方、企業の視点で視れば、経費をかけて求人情報誌、媒体、Web登録へと広告を出し、やっと入社した人材が数ヶ月で退職するという結果に至ってしまう。        これらが「企業と人とのミスマッチ」です。新卒の皆さんが来年、もしくは再来年入社する会社で、これが起きないという保証はどこにもないんです。  
つづく。

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